Apinkを久しぶりに堪能
Enjoying Apink for the first time in a while
韓国のファッション誌「CeCi」4月号にチョン・ウンジ(23)の単独画報とインタビューが公開される。
昨年、初のソロアルバムのタイトル曲「Hopefully sky」で音源チャートと音楽番組1位を席巻したチョン・ウンジ(Apink)は最近、JTBCドラマ「力の強い女ト・ボンスン」のOSTにも参加し、活動の幅を広げている。
来る4月に2ndソロアルバムを発売することを知らせた彼女は、音楽への欲をあらわにした。
チョン・ウンジは「制作室ができて肩越しに曲を作る方法も学び、歌詞も着実に書いている。ピアノもまた習い始めたのだが、とても面白い。昨年はわたしらしくなく憂うつな思いをしたが、制作室ができてからとても良くなった」と述べた。
既によく知られている家族に対する愛情も示した。
「弟と8歳の差があるが、本当に優しくて可愛い。釜山の実家に帰り友達と遅くまで会っていると“ヌナ(お姉ちゃん)はやく帰ってきて”とメッセージをくれる」とし、弟と2人で聴いていた歌で慰労されたというチョン・ウンジは「わたしくらいの年齢になると、悩むことが多い。就活生や社会人1年生など、わたしと同世代が共感できる音楽を作りたい」と強い意思を伝えた。
(エンタメニュースより)
記事に触れながら当人の音楽に触れるのは気分がよい。
ウンジの音楽を視聴するのは久しぶりだが、さわやかな歌声が心地よく胸に沁みてくる。
16600万の視聴回数…やっぱりすてきで親しみやすさのある歌い手だ。
ひっぱりだこが続いて忙しかった彼女もピアノの習い事を再開し、家族のもとで過ごせる日もできたようである。
家族のもとはふだんの何倍も心の休まる場所。
こういうゆとりの時間は人間的成長を促す。
ウンジの歌声の変遷にも注目した方がいいかもしれない。
ひさしぶりだからApinkのステージ動画を集中的に視聴する。
Apinkのステージはさらに洗練度を増している。
清純スタイルは”溌剌とした若さや清らかさ”の主張である。
なので形式的な完成度を求めても大きな意味や価値を持つことはできない。
あえて求めるなら、”あの頃、この頃”とかの但し書きを入れるしかない。
Apinkの場合、日本にやってきて”見(魅了)せたパフォーマンス”が最高だったと感じている。
現在、ガールズグループはフォーマルな日常を研ぎ澄ました清純スタイルから一転、グローバルな方向を見据え、冒険的、実験的スタイルを前面に据えてサバイバルを開始している。
TWICE、BLACKPINK、GFRIENDなどのグループが挙げられるが、こぢんまりした”清純スタイル”。にこだわって対抗するガールズグループは次第に旗色が悪くなって来ている。
韓流業界は今、K-POPが底打ちから回復基調が強まったとして、海外進出を視野に入れだしている。
個々のアクションはいちいち追うわけでないので見えづらい。
だが、TWICEやBLACKPINK、GFRIENDといった、今までに見なかったタイプのガールズが登場すると、おや(?)、という感じでこちらから目がいってしまう。
PRODUCE 101(プロデュース ワンオーワン)を通じて派生したガールズが、ほぼ基本的に(清純路線)を取ったことが、上記三者の グループの存在を浮き立たせてくれたとも言えそうである。
そのためかどうかは知らない。
PRODUCE 101(プロデュース ワンオーワン)を通じて派生したガールズは、選抜されて生まれたガールズ、”I.O.I"が活動を終えた頃には、ほとんど活動不能の状態に陥っていた。
要するに清純スタイルの音楽は乱立してはいけなかったのだ。
GFRIENDは明らかに清純スタイルだが、女子高生のイメージを持ってデビューしてきたのがよかった。
そこが新鮮で同世代の若者を引っ張りこんだ。
10代若者たちのトップアイコンとなった。
TWICEが活用したのは欧米のポップスだった。
世界各地のメロディやリズムを活用し、国内ではややエキゾチックな音楽と受け入れられ、海外ではフラッシュモブで採用されて人気を高めていった。
Apinkにもこれらの若手と張り合ってほしいが、従来の清純スタイルに手を加えないとにわかには対抗できない。
清純の若手ガールズが顔色をなくしているのに、どうしてベテランのApinkが太刀打ちできるだろうか。
明らかに一つの時代が終わり、次の時代が始まろうとしている。
Apinkgaもさすがにガールズの最前線に立つことは少なくなるかもしれない。
別に降参するとういうのではなくて、ウンジを先頭に今のままでいった方がApinkらしい成果を残していける気がする。
今日はボミ、ウンジ、チョロン、ナウン、ハヨン、ナムジュの歌声を久しぶりにじっくり堪能できた。
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