日日不穏日記gooブログ版

続・一つの時代の終わり

 3日前の日記でシューマッハの引退について書いたのは、もともとF1が好きだったのと、その時の写真のフェラーリの模型をくれた他センターの職員が「もうF1つまんねえよ」って電話をくれたせい。日本でF1が開催されるようになって、今年で20年目になるけど、当時の主役はセナ、プロスト、ピケ、マンセル。脇役にベルガー、パトレーゼ、ブーツェン。とにかくチームも選手も実力拮抗で実に面白かった。
 当時少年ジャンプがマクラーレン・ホンダのスポンサーをやってて、セナファンになったのはそんな安易な理由から。当然プロストは悪役。ま、それはマスメディアの作った“虚像”だってのは、じきに分かったけれども、クレバーなプロストより、壊れてるセナの方がボクの琴線に触れたのは確か(90年の日本GPのように1コーナーでぶつけるような暴挙も含めて)。
 シューマッハは強いんだけど、対等の実力を持ったライバルって居なかったでしょ。ヒルもビルヌーヴもいいドライバーだけど、結局はウィリアムズの圧倒的なアドバンテージで勝ってるだけでさ。



 で、唯一のライバルって言えるのがハッキネン(↑)。こんな顔じゃないですが、こんなガッツポーズはよくやってました。よくマンガのネタになってましたね。スピンアウトしてモンツァの森で泣いたこと、ピットで目立つイリヤ夫人(恐妻家?)とか。
 もちろん2年連続して王者になったんだから実力は折り紙つき。このハッキネンで印象に残ってるのが、2000年のベルギーGP。レース終盤にシューマッハをオーバーテイクしたあの場面には鳥肌が立ったもの。F1史上に残るよ、あれは。
 時代は変わる。今より90年代が、90年代より80年代の方が面白かったし、個性豊かなドライバーが多かった。旧世代最後の生き残りとも言えるシューマッハが去ったF1はどうなっていくのだろう。主役がアロンソとライコネンだとして、盛り上げる脇役がいるのだろうか。

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コメント一覧

haikyotansaku
プロストは僕にとって最高の敵役でした。
音速の非行師
俺はプロスト派。なにがなんでも勝つみたいなとこがいい。カテナイトわかったらライバルもみちずれ。そこが彼の魅力。史上最高のドライバーでしょう
haikyotansaku
 確かビデオが残ってたと思うんだけどな~処分しちゃったのかなぁ。
ぴら
>F1史上に残るよ、あれは。

同感です。
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