そんなことしながら、このところ読んだ『フードクライシス』『農民美術と共に』『こんなに楽しい!妖怪の町』の3冊の紹介を積読日記で。特に面白かったのが何度も書くけど水木しげるさんの本。読んでると何かもっと力を抜いてラクにさ、生きてたいなって思うよ。ま、“水木サン”だって、84歳で現役の漫画家やってるわけだから、のんびり悠々自適ってわけじゃないんだろうけど。
続いて読んでるのが、内田樹氏の『知に働けば蔵が建つ』(文藝春秋)。まだ読み始めだけど、文体が独特ですっと吸い寄せられるような魅力があるのだ。出典は氏のブログだから、無料で読むことはできるのだけど、本はまた別。
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部屋に籠りっきりだったんで夕方、近くの善光寺境内を散策。まぁ、これもまた息抜きって言うか、癒しの場。
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船井幸雄氏が紹介して有名になった言葉にイヤシロチってのがあって、精神世界は興味があっても信じはしないんだけど、よく善光寺にいくようになったのは心境の変化があってのことかな、やっぱり(σ・∀・)σ。
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境内には聖徳太子の碑とか、参拝したという親鸞の像があったりしてちょっとビックリする。いつも通ってる場所なのに知らないものがいっぱいあるね。ちなみに善光寺は「無宗派の仏教寺院であり、天台宗と浄土宗の別格本山ともなっている(ただし、日本において仏教が諸宗派に分かれる以前からの寺院である事から宗派の関係なく宿願が可能な霊場として位置づけられている) 」(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)だそうで、親鸞が参拝するのも当たり前か。
風呂に入って気持ちよく周囲を散策してコーヒー飲んでベンチに座ってしばらく佇む。ああ、気分が良い。こういうゆっくりした時間を過ごすと日常のことが些事のように思えてくるね。