生まれたのは新潟県の上越市、高田というところで、高田公園が日本三大夜桜といわれる名所<あとの2つは円山公園(京都府京都市)、丸山公園(長崎県長崎市)>(三大○○)。ま、その時期の観光客は凄いそうですよ。
住んでたのは小学4年までで、所詮子どもだから、生活感としてはやや希薄。大学時代に一度行ってから21年間そう遠くない場所だけれども、すっかりご無沙汰。オヤジが老健に入所していて、介護してるお袋が検査入院する前に一度行っておこうと前から決めていたのだ。この機会を逸するといつ行けるかわからないのでね。
長野から高田というのは高速道路を使えば1時間半もかからない。上越高田ICを降りると住んでいた南高田にあっという間(^O^)。
南高田駅近くにある県営アパート。もうすっかりなくなってるのかと思ったら、あったあった。引っ越した30年前からボロボロで、その後外装は塗り替えてるはずだけど、雰囲気は当時のまま(住んでいたのは一番手前の2階の部屋)。今歩けば小学校や幼稚園(写真下)や行きつけのスーパーやオヤジが勤務していた建設省の地方事務所まで10分。車はなかったけど、生活圏がとにかく狭かったんだなと改めて思う。
老舗の菓子店:高橋孫左衛門商店で飴を買い、高田の名物である朝市へ。
二七、四九市と言って、場所を変えて三日に一度は開かれる朝市だけれども、かつては五十の市も開かれていて、活気に溢れてたものだけれども、時間が11時近くと遅かったことを割り引いても人は閑散。ここだけじゃなくて町全体に感じるのが、地方都市が共通して抱えてる空洞化現象。
とにかく活気がないんだよ。車の通行量が信じられないほど少ないし、日曜日なのに商店街の多くがシャッターを閉めている。ベッドタウンは隣接する春日山に移ってるというし、11年前の上越ウイングマーケットセンターのオープンが決定打になってるんだろう。
上越市に観光案内の資料請求をしたときに、すぐに山のようにパンフレットを送ってきた(山のように請求したのだが・・・)のも空洞化現象を何とかしたいということに違いない。
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