きのう書いたように解体工事業者がやって来て、挨拶を済ませた後、ウチの敷地に２トン車を停めていった。細かい事情は、訊かなかった。あんまり余所のことに首を突っ込むのは、僕の性分じゃない
。こういう古い住宅街だし、放っておいても、喋りたい人はいろいろ喋る。明後日は、区の草刈りだしなぁ。旧宅を解体してから初めてだし、あれこれ聞きたがる人がいるかもしれん。嫌だね・・・女性じゃなくて、結構聞きたがりは、年配の爺様だったリするんだなー、これが
。
さて、増え続ける本の山。出来るだけ、スペースを取る単行本じゃなくて、文庫や新書にするようにはしてるんだけど、欲しいとなれば、ムックとか雑誌も、ついつい買ってしまう。
今日も「Ｎｕｍｂｅｒ」がＦ１特集だから、ついつい手が出ちゃってねぇ。
さて、昨日読み終わったのが、三上 延『ビブリア古書堂の事件手帖』（メディアワークス文庫）。３月に出た本だけど、新聞でも広告を何回も見てね。古書店が舞台のミステリーだし、ずっと興味はあったんだけど、買ったのはつい先日。
そもそもミステリーってのは、僕にはハードルが高い。アガサ・クリスティの『アクロイド殺し』（ハヤカワ文庫）で、あー僕には、このジャンルはダメだ・・・って思ったから、敬遠してたんだけど、ラノベっぽいし、読みやすそうな感じだったので、買ってみた
。主人公は、古書店にそぐわない若く美人な店主。物凄い人見知りで、初対面の人とは、殆ど口も利けないのに、こと本の話になると、人が変わったように饒舌になり、持ち込まれる古書から、それにまつわる物語を読み解き、事件を解決していく
。難解な謎解きではないし、短編集なので軽く読める。久々にラノベ以外の本を読んだなー。２０万部のベストセラーで、来月２５日には、続編も出る。楽しみだね、うん
。
