毎日、夕方５時前後に決まったように鐘が鳴る。この辺で聞こえるとすれば、善光寺か、かつては“奥の院”として、多くの参拝客が訪れた往生寺のいずれか。
ずっと気にはなってたんだけどね、距離や方向を考えると、間違いなく往生寺。
ウチから歩いたら、１０分ちょっとなんだよ。だけど、坂がきつくてね。だから近いけど良い運動になるんだ。もう３０年以上前になるけど、叔父さん（今も健在）の車に乗って、行ったことあるのさ。
当時の車だから、馬力がなくてね。怖いのなんの。用事は全然覚えてないけど、それだけは記憶に鮮明に残ってる。
これだけ近いんだけど、その気にならなきゃ行かない。で、着いたら、もう汗だく
。中央には、善光寺同様回向柱が。左側には、これが例の＜夕焼けの鐘＞。
１９２３年発表された「中村雨紅（うこう）」作詞の『夕焼小焼』。作曲者の「草川信（しん）」は、長野市の出身で、生誕地は県庁の近く。長野で聴いた鐘の音が、後に「夕焼小焼」に繋がったと言われています（小林玲子の善光寺表参道日記）。
そのことを刻んだ碑も近くにありましたねぇ。境内はきれいで、自然豊か。少し歩くと善光寺平が見渡せる場所があって、絶景。まぁ、今日は曇りだったんで、ちょっと・・・なんだけど。
ペットの石碑もあってね、供養もしてるみたい。
鐘の時間が近づいてきた。善光寺平の動画を撮って、鐘が鳴るところも撮ったんだけど・・・慌てててね。場所も悪かったし、画質もノーマルで撮っちゃった
。音だけはちゃんと入ってるんだけどね。あちゃあ、大失敗
。仕方ないんで、境内も動画に撮っておこう。ま、失敗は次の糧、ってことでね。
