日日不穏日記gooブログ版

試行錯誤な日日

 営業で地域をまわっていると、必ず反応で返ってくるのが、「見て買いたい」「小人数だから」、ごくまれに「食事制限してる」とか。「チラシでしか確認出来ないので、きちんと確認した厳選した商品をお届けしています」「少量企画の商品も取り扱っていますよ(野菜のセットや、魚の切り身)」「制限されてるとおっしゃいましたが、何を買われていますか?どこで買われますか?」「他の家族の方は何を食べてらっしゃいますか?」

 いろいろ考えながら、周囲に聞きながら話しているけれども、上手くいかない時がある。それをさらに矯正する。その繰り返し。リーダーからは「目の悪いという外見を、コンプレックスじゃなくて武器にして話してみれば・・・」とも言われる。いわば逆転の発想。

 「子どもが土日に付き合ってくれるから、必要ない」って言われるのもあるなぁ。これは、明日聞いてみようyellow21



 よく言われるのは、聴き上手になれって言うこと。否定形じゃなくて、あくまで聴く。生協に対する批判も同意しながら、しっかり聞く。そうしながら、切り口を見つけて、ペースを掴んでいく。なかなか出来ないんだ、それが。周囲の叱咤激励を受けながら、試行錯誤する毎日が続く。

 用事があったので、帰りに平安堂川中島店に寄っていく。吉本隆明氏の新刊『芸術言語論への覚書』(フォレスト出版)が目に入る。“知の巨人”とか言われた吉本氏だけど、左翼系の強い大学だったことへの反発から、当時はかなり愛読してて、60年代の政治的発言を集めた『全著作集13巻』(勁草書房、1969年)は、まさにバイブル。それ以降も読み続けたけど、90年代以降の発言は、ちょっと・・・という気がしてて、最後に買ったのは、2年前の『老いの超え方』(朝日新聞社)まで。

 最近は、極度に目が悪くなり、糖尿病に苦しみ、老いの目立つ吉本氏。今回の本は、未発表原稿とここ1~2年に発表された論考を収録したもののようだけど、まえがきもあとがきもなし。まもなく84歳になる吉本氏の健康が悪化してるのだろうか。異例のことだけに、どうも気になる。 

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