僕にとって一番のニュースはこれ「M・シューマッハが現役引退、「勝利こそ美学」に終止符」。↓は中野センターを移動する時に餞別で貰ったフェラーリの模型。何年度ものかわからんけど(マニアなら、スポンサーロゴなんかで分かっちゃうんだろうなぁ)、カーナンバー1だから、当然乗るのはシューマッハ。 記録という記録を全て塗り替えてきた皇帝だから、F1史上最強の王者なんだろうな。僕にとってはファンというより敵役だね。セナが好きだった僕にとって、同時代の好敵手たち・・・プロスト、マンセル、ピケが去って、時代を作ろうとした時にサンマリノで事故死(94年)。その喪失感の中、圧倒的に勝利を積み重ねる姿はまさに時代の簒奪者。セナが生きてればって何度も思ったものさ。
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以来、デーモン・ヒルやジャック・ビルヌーヴ、ミカ・ハッキネンという役不足だけれども、好敵手だったドライバーを応援し続けてきたけど、結局、最後まで最強のイメージは崩れなかったんだから、恐れ入りましたって言うしかないんだろう。
もう90年代のF1をリードしてきたドライバーは、ほとんどが姿を消す。アロンソやライコネンが主役のF1じゃ、もう観る気がしないなぁ。
F1では主役が去り、格闘技では愛読していた週刊ファイトが9月末で休刊となる(カクトウログ)。
ほぼ毎週買ってた雑誌だったんだけど、格闘技業界紙“冬の時代”が改めて実感出来る僕にとっては激震だよ。僕が格闘技って言うか、プロレスを観始めたのは77年のこと。以来、「週刊ゴング」と「ファイト」は長い間読み続けてたんだけど、今のファンって試合は見ても雑誌は読まないし、買わない。一時情報はネットの方が格段に早いし、お金もかからない。最近はあまりF1もプロレスも観なくなったけど、続けてこういう事件が起きると陳腐だけど「一つの時代の終わり」を感じるよ、寂しいねぇ☆彡。