日日不穏日記gooブログ版

元気に生きてないな。すでに俺は

 今日の朝礼で西支部の忍君がPPKの話をした。面白い言葉を知っているヤツだ。長野県は平均寿命が長く、一人あたりの老人医療費が全国一少なく、在宅看護の率も高く、元気に生きて長患いせずに死ぬことをいう「ピン・ピン・コロリ」の略である。で、100歳以上の老人が少ない(全国で中位)ということは皆健康で適当なところまで元気に生きてぽっくり死ぬということなのだ。家に帰ってから「PPK」と言う言葉を広めた水野肇・青山秀康・編『PPKのすすめ』(紀伊国屋書店、98年)を本棚から引っ張り出してパラパラと読んでみる。健康長寿は本人にとっても必要だし、他の都道府県が長野県並みになれば全国の医療費は2兆円削減出来るという。この本では長野県はなぜ「PPK」が日本一達成されてるのかあれこれレポートしているのだが、「在宅医療の充実」「高齢者の就業割合が高い」「保健活動の充実」「(減塩運動などの)食生活の改善運動の効果」や「自然的条件」や「県民性」などが上げられている。長野に長く住んでると当たり前で実感できないことなんだけどな(参考:長野県サイト/長野県は老人医療費が低い)。PPKの語源を調べてて思わぬトリビアが。最近、緑茶系飲料でよく出てくるカテキン。これ、英語じゃなくて昭和大学医学部の島村忠勝教授の命名による「勝て!菌に」が語源なのだと。53へえ。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事