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昨日の夕方、野暮用があってカズヒロ君宅へ。そのまま、居座って晩酌に突入・・・
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家庭菜園の手作り品や、彼が初チャレンジした手打ちうどんが食卓に並んだ。うん、いいじゃない・・・って偉そうだな、ん?
彼が器用だってことはあるんだけど、家庭でも美味しい手打ちが出来るってのは驚きだね
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プレミアムモルツを頂きながら、レンタルしてきたというDVD「おくりびと」を一緒に見る。で、泣く
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コミカルな演技もあるんだけど、確かによく出来ている。伏線が張られていて、それが最後に結実するあたり、ちゃんと一本筋が通っている。映画も脚本もさすが一流。音楽は久石譲だから文句なし
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いろんな思いが込み上げてきたのか、彼も泣いていたしね、あれ、映画館で見たら、もっとインパクト強かったろうね。
ただ、原作とされた青木新門『納棺夫日記』を読んでから見たので、これは全然別モノじゃないか!って思ったんだよね。確かに“納棺夫”の仕事はよく描かれてる。演技も良い。だけど、原作は富山、映画は山形と舞台が全く違うし、周囲の登場人物の設定も全く違う。
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原作では、仏教的な死生観がかなりの重きをなして描かれているのに対して、映画は近代ヒューマニズム、“人間愛”が前面に押し出されている。それゆえに多くの人に受け入れられたのであろうし、アカデミー賞
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恐らく原作に忠実な作品であったら、商業的な成功も、アカデミー賞もあり得なかったに違いないって、僕は思う。
著者の青木氏のサイトには、映画を“秀作”と認めつつも、「私は著作権を放棄してでも「納棺夫日記」と「おくりびと」の間に一線を画すべきと思った」って一文がある(おくりびと)。映画は映画、原作は原作。全くの別モノとして楽しむべきものだってことなんだよね。
そんな違和感を持ちながらも泣いちゃったんだもんなぁ。涙もろくなったかな、最近。
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