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昨夜、実に不愉快な出来事があった。夕飯にしようと居間にいた7時頃、突然の訪問者。もう何年も音信不通になっていた元同僚だ。彼と僕は、以前は同じ事業所にいたし、親しい間柄だったんだけど、10年くらい前になるだろうか、彼があるカルト宗教(とあえて断言する)に入信。それを機に絶縁状態になったのだ。
別に何を信じようが、本人の自由。社会的な規範に触れなければ、まぁ、尊重はするよ。関係が切れたのは、2~3年会わなくなって、突然の電話で、なんだろうと思って、ファミレスに呼び出されて、行ってみたら、同席していたのが、見知らぬ男。
そう、それが宗教の勧誘だったわけ。雑談から入って、ほどなく“本題”に。一般的には知られてはいないけど、それが、かなり強引な勧誘で社会問題になってる教団だってことはすぐ分かったんだ。
僕はある面、宗教オタク。ある程度聖書は読んでるし、仏教関係も概論くらいは知ってる。カルトにまつわる、その手の本も読んでてて、予備知識があったんだけど、向こうも完全に逝ってて、“善意”で入信させることが救いと信じ込んでるから、真っ向対決


何かの相談と偽って、人を呼び出すなんて卑怯の極み。延々6時間以上もやり合って、最後の最後で本を渡され、これを読めと。(入信しなかった罰が当たるかもしれないから)事故には気をつけろ・・・って言われて、こっちはキレたよ。
「人を救うのが宗教だろうが!」ってね。
それがきっかけで彼とは“絶縁”。一度、ウチに押し掛けてきて、追い出したことがあってさ、それからもう一度、教祖の本を送ってきて、それっきり。
昨夜はそれ以来の“ご訪問”で、いろいろ相談に乗りたいらしい。車で来ていて、物陰にはもう一人の姿が。これは、絶対玄関先で話を終わらせる気はなくて、どっかに連れ出すつもりなんだろうさ。
誰にだって、悩みや弱みはある。それを一つでも言ったが最後、“信心がないからだ”って言ってくるのは、必定。相当頭には来てたけど、今回は冷静にお引き取り願ったよ。日曜日の晩にこれ以上不愉快な思いをするのは御免だからね。
宗教でも政治組織でも、異なる考えを持つ人間を、尊重する寛容さがあるかどうかが、僕は健全な組織であるかを判断の基準にしてる。それがなければ、本人がどう考えようと、僕にとってはカルト以外の何物でもないよ。
それで本人が幸せなら、それはそれで良い。でも、もう二度と姿は現さないでくれよ


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