さぁ、お袋の退院まであと一日。リハビリに立ち会ったりといろいろあったんだけど、略。ま、それは明日書こう。
とにかく、明日は朝一でリハビリ、１０時過ぎには退院ってスケジュールなんで、相当バタバタしてる。今も１０時近いけど洗濯してるしね。まぁ、退院後は、リハビリの付き添いで手が離せないし、自宅でもリハビリ介助。
見舞いはしないけど、通院は、週３日。来週は自分の通院＋ケアマネも自宅に来て、相談するからね、忙しいよ、ほーんと。
まぁ、そんなわけでね、なかなか出かけられない状態になるだろうから、大げさに言えば、今日が“最後の遠出”。遠出でもないな、自宅から６キロ弱の大峰城へ。
長野有数の観光地である戸隠に向かう途中にT字路があって、右折すると大峰城と大峰斎場の案内が。僕が向かうのは当然右。
斎場は廃墟だったら喜んで行くよ。でも、ここはまだ現役。
斎場との分岐点を過ぎたところで、通行禁止になってる。そう、大峰城は２年前に公開禁止。長野市街地からは山頂にある城は見えるから、地元の人は誰でも知ってる。
でも、ここが２年前に公開禁止になったってことはどれだけの人が知ってるかなぁ。
公開禁止ってことはすなわち、廃墟。
ここはもともと行き違いさえ、出来にくいほど道が細かったし、文化財でも何でもない観光用の摸擬天守。いわゆる“怪しい城”ってやつなのだ。
最後の頃は年間入場者が、２１００人！一日平均６人弱だ。長野市全体を見渡せるとは言え、こんなアクセスの悪い、かつ悪路、で何にもないところに誰が来るものか。
通行禁止はもちろん、乗り越えてあとは徒歩で。
１キロ程度だからね。それに廃道とはいえ、たった２年。勾配も緩やかだし、歩くのは全然問題ないよ。
２０分ほど歩いて、城に到着。トイレは残ってるし、城までの階段も問題なく登れる。
入口は塞がってるから、中に入るのは無理。もともと中途半端な物件だから、廃墟としての魅力には乏しいけど、それでもぐるりと一周。
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管理も何もされてないから、草は生え放題。こんな小さな城でも、結構草や枝に足を取られてねぇ。長野市の知られざる廃墟じゃないかな、ここ。
行くのも相当なモノ好きだと思ってたけど、帰り道に３人に行きあったよ。少なくとも、廃墟探索が目的の人じゃあない地元の人とハイカー。
カメラ持ってる僕を不思議そうに見てたねぇ。まぁ、良いじゃない。モノは好き好きで。
