いいわけ番長

本業のお仕事の話です。

先日の記事の続きです。
簡易炉を導入することになり、専門の業者に依頼を発注。
やってきたのがぽんこつ番長だったお話。


そういえば設置場所が傾斜があるのに水平とってなかったみたいだったので大丈夫？って聞いたら、
水平測るので水平器貸して？って言われたなぁ、、、

黒煙問題も収まり、釜を使ってみた。
ん？カツンカツンと音がするよ？
煙突から何か小さいけど硬い物体が飛んできた？

早速番長に電話。

番長　「ススです。前に黒い煙出した時にススがいっぱい出ましたから、その内収まります。」
アンタが出したんだけどな。

その後も収まりません。

番長　「釜が錆びていたのでそのサビです。最初だけなのでその内収まります」
違うこと言ってる。。。


お昼休みにブザーが鳴った。
温度加熱異常ブザー。
何で！？とか思いつつ鳴ったらここでオフボタンを押す。
消える、10秒後鳴る、消す、鳴る、消す、鳴る、消す、、、、
休み時間終わるまでエンドレース！

何とか設計図や部品説明書を見て設定を変更してみた。
いいのか？っていうか、ちゃんと設定してないじゃーん！！

大丈夫なの？ちゃんと設定確認してくれよ～
っていうか、煙突から出てくる異物も納まる気配ないよ？

無駄かも知れないとは思いつつ番長を再召還。
いつ来るのかな？と思ったら数日後にいきなり来た。
頼むから電話をくれよ。。。

番長　「あの異物は鉄でした。磁石つくので鉄です」
ひで爺　「・・・」（磁石つくからって理由だけかよ）
番長　「ここの煙突は短いから、他の工場のは長いので聞いたことも無かったけど、鉄は釜と煙突しかないので煙突からはがれたのでしょう」
ひで爺　「それって長くても煙突が原因なら同じように出ているのでは？」
番長　「多分長いと気づかないのでしょう」
ひで爺　（音にも気づかないわけないじゃん）
ひで爺　「段々削れちゃうものなの？」
番長　「はい」
ひで爺　「半年とか１年しか使えないかもなの？」
番長　「毎日使うんですか？」
ひで爺　「毎日使っちゃだめなの！？」
番長　「別にいいんですが。」

番長　「煙突の根元が鉄製なのでしょうがないです。ステンレスにしますか？高いですけど。」
ひで爺　「そもそも煙突が原因かどうか知れべてないんじゃないんですか？」
番長　「煙突に決まってます。そこしかないんだから。」
ひで爺　「それじゃ構造的欠陥じゃないですか！」

その後もやりとりは続く。。。
で、調べたら火力が強すぎるのでは？ってことで弱くすることになったのは4時間後。
本当は見よう見まねで作ってみただけなんじゃないの？とか思うレベル。

番長はプロどころか、全然知らないくせに言い訳ばっかりに思えてきます。
凄いなこの人。。。
原因究明できていないのにこの対処法。
そしてここまでのやり取りを考えると、、、まだまだありそうですね。

でも、もう疲れましたよ。番長・・・


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