花のお東京 ２０１０．１０月 その５ はじめてのこと

　東京　最終日

　前の日においしいランチと心温まるお夕食をいただいたせいばかりではありません

　なぜか朝から胃がおもい。。。
　食欲がまったくない。。。（この大食いの私がです）

　理由はわかっているのです

　この日、初めてちぇりんの彼に会うからです

　夏休みに我が家にいらっしゃる予定でしたが急に仕事が入ってしまわれて延期

　（こちらにおいでくださる気持ちがあるってことはいい加減な気持ちでもないってことよね？！
　いきなりそんな話でビックリのサンヒョクと私）
　
　そこでサンヒョクが出張する時にちょっとだけお会いしておこうと
　東京でのご対面となりました
　（やっぱり気になりますもの、どんな方か、親としては・・・）


　サンヒョクと私は以前からちぇりんがもし結婚したいと言った場合

　よほどとんでもない方でないかぎり反対はしないことにしていました

　ちぇりんの人生は彼女自身のものですし彼女が決めることです

　親はハラハラしながらも受け入れようと覚悟していました
　（でもね、本音はやっぱり、いいに越したことはない！
　　お金持ちとか学歴が華やか～なんてことは問題ではなくごくごく普通でいいんですが
　　やっぱり人となりはとっても大事）

　もし、お会いした時に『ああ～ッ。。。』と思うところがちょっとでもあったらどうしよう

　話が続かず、沈黙だったら・・・オットケ～等々

　『私は親だ！なにをドキドキしてるんだ、ドキドキするのはむこうだろう！』と自分に言い聞かせても

　初めてのことですもの・・・どうしたらいいのかしら～？！

　こんなことを思っているので食欲は全くわかないわけです

　で、サンヒョクはというと、よくわからないポーカーフェイス
　表向き落ち着いています

　とりあえずホテルで軽く朝食をとったあと

　予約してくれた新富町の和食屋さんへ
　（お店で待ち合わせ・・・
　　これってこちらが早く行きすぎているのもなんだしおくれるのも悪いし
　　どうしたらいいのかしら・・・ちょっと遅く行くっていうのがグッドかな）

　お互い初めてのお店です

　地図をみながら歩いていると平行した向こうの道をちぇりんたちも歩いています

　チラッと見えた彼はちょっとのっぽさんです
　（そうそう、彼についてちぇりんに最初に聞いたことが身長です・・・人柄とかじゃあないの～ッ？
　　『１８０くらいかなあ？！』と聞いて『まず合格！疑似ヨンちゃん体験できる！』と言ったら
　　『そこかいッ』と言われてしまいました）

　向こうも私たちを見つけたらしく小走りにやってきました

　そして、シミュレーションには全くなかった、いきなりご対面

　のっぽさん、おじさんだと思っていたのに（ちぇりんより７つ年上です）学生みたい！

　ちょっと緊張されてましたけど『はじめまして！○○です』とご挨拶された瞬間

　一気に緊張が解けました

　ハンサムさんではないけれど、やさしそう～おだやかそう～癒されそう～な彼でした

　第一印象で絶対、その人を決定してはいけないと普段から思っているサンヒョクと私ですが
　悪いよりいい方がいいに決まっています

　チョッとホッとして４人でお店を探しだしました・・・

　近くまで来ているんですが場所が分かりません

　ちぇりんが電話で確認しようとした時

　のっぽさん、一生懸命さがして、走り回り（健気～）

　向こうから『ありましたよ～！』と大声で手を振りながら呼んでいます

　なんと、いきなりご対面した、まん前のビルの２Ｆでした

　お店では改めてご挨拶して楽しい３時間を過ごしました

　はじめこそ、緊張していましたが

　のっぽさん、仕事柄コミュニケ－ションをとるのは慣れているのでお話も弾みました・・・もっとも、沈黙が怖くてやたらテンション高くしゃべるハハのお相手をしてくれてたって言うのが本当のところかも

　見た目は今、大学から抜け出してきたみたいな２人でしたが

　それとは別に落ち着いた雰囲気もありサンヒョクと私はとても安心しました

　２人に見送られて帰路につきました

　サンヒョクも『安心したなあ～、今回会っておいてよかったなあ～』と
　とてもホッとした様子
　やっぱり心配してたのね


　この２人がハッピーエンドとなるのか、

　切ない別れになるのかはこうご期待ですが

　いまのところ、

　目の前の２人はおだやかに幸せそうで親としてはほんとうに安心したのでした



　こゆ～い２泊３日はこうして終了しました

　

　ハハに気を使ってくれたのか

　ただいま、のっぽさん「冬ソナ」ドはまり中！・・・って、おそすぎ



　花のお東京　おつきあいいただきありがとうございました