以前は、随分と
「あなたは私」「私はあなた」のセミナーをしましたね。
実のところ、この表現はすごく表面的だと思っていて、
私はいつも違った心で祈っていました。
「あなたをそうしてしまったのは私です」
「あなたがそうなったのは全て私の責任です」
人類はすべて家族です。
言ってみれば、五本の指は手首でつながっているのです。
それぞれの指が、勝手なことをしているようでも、動ける範囲は決まっています。
手首でつながっているのですから運命共同体です。
右の親指が傷ついた時。
他の4本の指が親指を責めても、批判しても、不平不満を言っても手首は同じです。
五本の指が一つの目的に向かって強調し、共同で作業をするからうなく進むのです。
だから、病気の人を見たら、その人を治そうとするよりも
「その人を病気にしたのはワラシの責任です」と潜在意識と一緒に
宇宙の創造神に謝ることです。
自分の周囲にいる人、見える人には、必ず自分と共通点があります。
「顕在位意識が強い」なんて抽象的な見方をしないで
どこが同じなのか具体的に掴み、自分の生き方を変えることです。
10本の指はあなた自身のものですから。
自分と向かい合うことから逃げないでください。
自分を見つめるのは苦しいことです。
苦しみがあって気づけたとき、本当にすっきりすることができます。
変わるためには必要なことです。