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日記や趣味を書く(時々、写真付き)

おもろい都々逸

2016年01月22日 16時13分43秒 | 日記

 

人でさしたる唐傘なれば、片袖濡れよう筈がない

惚れた数から、振られた数を、引けば女房が、残るだけ

惚れて通えば千里も一里、逢わで帰れば、また千里

惚れさせ上手なあなたのくせに、諦めさせるの下手な人

枕出せとは、つれない言葉、そばにある膝、知りながら

ゆうべしたのが、今朝まで痛い、二度とするまい、箱枕

横に寝かせて、枕をさせて、指で楽しむ、琴の糸

よその夢見る浮気な主に、貸して口惜しい、膝枕

わたしゃお前に火事場のマトイ、振られながらも、熱くなる

赤い顔してお酒を飲んで、今朝の勘定で青くなる

諦めましたよ、どう諦めた、諦めきれぬと諦めた

あついあついと言われた仲も、三月せぬ間にあきがくる

あの人のどこがいいかと尋ねる人に、どこが悪いと問い返す

嫌なお方の親切よりも、好いたお人の無理が良い

色はよけれど、深山の紅葉、あきという字が気にかかる

色が黒うて惚れてがなけりゃ、山のカラスは後家ばかり

入れてもらえば気持ちは良いが、ほんに気兼ねなもらい風呂

梅も嫌いよ、桜も嫌い、ももとももとの間(あい)がいい


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