現代っ子

YouTubeは現代では欠かせないものの一つになっていると言っていい。何より便利。

小さな子どもにとってもその影響は大きく、3歳のオレの子どもでさえその存在を知っている。見せてしまったオレ(嫁を含め)の責任なのは間違いないと思う。

家でも基本的に最低限しか見せないようにはしているが、外食に行ったときなど大人しくさせる必要がある場合にはつい頼ってしまう。

携帯のロックをこちらで解除してあげればYouTubeのマークを分かっているので自分でタッチして起動できる。あとは検索はまだできないものの、それ以外の操作は難なくこなすから恐ろしい。広告も連打してスキップする。生まれてきてまだ数年もしないうちから、この便利さを知ることが果たしていいのか悪いのか。

いずれ知ると分かっていてもなんか切ない。

きっと世の中には、YouTubeを子どもが知っていて何がいけないの？逆に勉強になるのに知らないのが可哀想という親もいるのだろう。確かに言われればそうだ。

でも、それが今どきは当たり前という感じの世の中で育っていく我が子が大人になったときには、きっとこういう考えすらない世の中なのかもしれないと思うと悲しさしかない。

パパに会いたい娘

今日の昼、仕事中に嫁から電話がきた。

話を聞くと、上の子が「パパに会いたい」と言っているという。
OKすると、さっそく昼過ぎに嫁に連れられてやってきた。会ってみると、別にぐずっている様子でもなく、娘はいつもと変わりない様子だったが嬉しそうだった。

特に何をすることもなく、ただ手をつないで社内を一緒に歩いた。
そんなパパでもこうして会いたいと思ってくれることにオレも嬉しかった。

仕事の日は朝早くでて帰りは夜遅いので娘とは休みまで、寝顔を見るだけの生活。
だからこそ休みの日は家族で一緒に遊ぶし、どこにでも連れて行く。
これはあたりまえのことかもしれないが、どんなに疲れていても欠かさないし、これからも続けていくつもり。

オレは嫁や子どもに対して仕事で疲れたことは関係ないことだと思っている。だから、疲れた表情も見せないし、家で仕事の愚痴は言わない主義だ。
それが少しでも幸せな家庭にしたいと思うオレの少ない流儀の一つでもある。

未来の我が子への手紙

プロフィールにも書いているがオレは既婚者だ。
2人の子どもがいる。このカテゴリー、『子育て』には子どもに関することや思いを書いていく。

今回は未だに嫁にも秘密にしていることを一つ紹介する。もちろん、このことは今後も秘密にしておくつもりだ。たいしたことではないかもしれないが…（笑）
　ある日の朝に上の子（3歳女児）が生まれてきた。
人生初めての瞬間だったので、生まれた瞬間は感動で思わず泣いてしまった。それまでになかなか恵まれず苦労したのもあったのかもしれない。

そのときに思った。この感動と生まれたありがたさをこの子にも伝えたいと。
嫁の処置が終わって落ち着いたあと、控え室に戻って手紙を書くことにした。近くに紙もなかったし、見つかりたくないと思いケータイのメモに書くことにした。内容はもう3年前のことなので、ほとんど覚えていないが、とにかくその命を無駄にするなと泣きながら書いたのは覚えている。
そしてこのメモを次に開くのはこの子だと心に決め誕生日をパスワードにしてロックをかけた。
それ以来一度も開いていないので作成日は当日のままだ。

さて、これを子どもが見てどう思うかは知らない。正直いつ見せるかも決めてないので、見ることすらない可能性もある。

見たとしてもなんとも思わないかもしれないし、もしかしたら感動するかもしれない。ただ、オレが伝えたいのはオレと嫁には生まれてきてくれたことが何よりも嬉しかったこと。そして、辛いことがあってもしっかりと生きてほしいだけだ。
それのためだけに書いた手紙なのだから。