釜山より愛をこめて ~From Busan with LOVE~ 

釜山での珍生活の日々・韓国についてをつづります。
日本・韓国両国の友人たちに愛をこめて♪

釜山名物 ナクチポックン

2007年10月15日 | マシッソヨ!
釜山名物 ミルミョンで触れたように
釜山とソウルでは同じ物が違う味って言うことがある。

日本だって、うどんの味やすき焼きの味が、関西と関東では違っていたり
お好み焼きだって、大阪風、広島風とあるみたいに
ソウルと釜山では味の好みが違うのだ。

今回紹介するのは“ナクチポックン”
“ナクチ”というのはテナガダコのことで
タコ、タマネギなどが、コチュジャンと共に鍋になっている。
辛いんだけれど、タマネギを初めとする野菜の甘みも出て、
これを汁ごとご飯にかけて食べてもよし、
後からポックンパp(炒めご飯)よし、
ラミョン(ラーメン)入れて食べるもよし。
「メプ ジマン マシッソヨ(辛い けど おいしい)」の代表選手だ。

特に「ナッコプセゥ」という
ナクチ(てながだこ)・コプチャン(ホルモン)・セウ(エビ)が
入った物は、その味が上手くミックスされておいしい。
しかも、お安いのだ。
しっかり食べた後にいい味が出たスープで作るラーメンは最高
お腹もいっぱいになる

このナクチポックン、ソウルだと全く様子が違うそうだ。
ソウルでは、汁気はなく、タコを大量の唐辛子味噌コチュジャンで炒めたもので
お皿に盛られてくるようだ。
ご飯のおかずの一品ってかんじで、もちろんポックンパpやラミョンはできない。
ソウルで、ナクチポックンを食べたことがないので、よく分からないけれど
釜山のナクチポックンは、
釜山に住んでいた日本人が“恋しくなる釜山の味NO.1”かも

そういえば、6月に釜山に遊びに来たK先生(ソウル出身)を
ナクチポックンの店に連れて行ったら、
何にも食べていなかったこともあるけれど、
ご飯を2杯(どんぶり飯に近い)とラーメンまで平らげて
「うま~~~いっっ!」と大絶賛だったっけ。

釜山のナクチポックンに汁気があるのは、
昔、貧しい時代に朝鮮紡績で働いていた人たちに
「安くておいしくて、栄養のあるものをお腹いっぱい食べさせてあげたい」と
思った食堂のアジュンマが考えたのだそうだよ。
だから、汁があって、ご飯やラミョンを入れるようになったのだそうだ。

釜山式も結構、辛いんだけれど、汗をかきかき食べて
そのあと飲む韓国式あま~いコピを飲むと、これまた

あーー、おいしい物はソウルより釜山の方が多いかもね

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