釜山より愛をこめて ~From Busan with LOVE~ 

釜山での珍生活の日々・韓国についてをつづります。
日本・韓国両国の友人たちに愛をこめて♪

珍島 神秘の海割れ 本編/珍島物語’09

2013年03月18日 | 珍島・木浦 観光

2009年 3月

ポジャンマジャで一杯、やりながら今か今かと待っていた。
何度目かに海に目をやると…

をを~~っ!
海の中に線が見えてきたっ!
あそこに道ができるのね~~


さらに時間が経つと道がはっきりしてきた。
早く渡らなければ!
なのだけれど、これはまだ向こう岸の方で、全部はつながっていない。
ずいぶん潮は引いてきたけれど、まだまだ深い部分があるので、渡ってはいけないと放送もされていた。

さて、そろそろ渡る準備をしなくてはっ!
ってことで、瀧口さんに借りた長靴を履く。
長靴というけれど、靴の上から履けるブーツみたいなもの。初めて見たのだけれど、なかなか便利。
それがコレ↓

着ていたコートの丈が長いから濡れると、朴さんが結んでくれた(笑)

同行したO嬢やH嬢も韓国生活長いのに、この長靴を見たのは初めてというので盛り上がる

と、こんなことやって喜んでいるうちに、みんなどんどん渡りはじめ遅れをとる(バカ)

かなり、道ができてきたので、渡りやすくなっている。
渡るんだか、ワカメを取りに来たんだか分からない人も(笑)


楽しく記念撮影
が!朴さんとSさんがいないっ!

ヒトデを見つけて喜んでいたH嬢や写真ばっかりとっていた私を見捨てて(?)どんどん先に行ったみたい。
なんでも、朴さん、軍隊時代は「海軍」所属だったとかで、
「海軍は行くっ!」とか宣言して、
ずんずん道を渡っていったらしい(笑)

なんのことはない。
海割れを一番楽しんでいるのはガイドの朴さんだ


潮が引いて、道ができると言っても、完全にできる分けではないので(その日ではない)
途中はかなり深いところもある。
しかも、引いていても潮の流れはあり、しかもかなり速いため、うっかりしていると足下をすくわれる。
おそるおそる歩いていくうちに、潮が満ち始めたようで水深も深くなってきた

向こうから大きな声が聞こえてきた。
「戻れ!戻れ!潮が満ちてきたから、もう行ってはダメだ!」
朴さんだった。

同時に放送でも、戻るようにという案内が流れた。

「朴さん、どこまで行ったの?」と質問する私たちに
ほとんど行けるところまで行ったと自慢していた
かなりのスピードで歩いていったらしい。さすが、海軍出身!
そして、
「途中でおばあさんが転びそうになっていたのを助けた」と自慢気
朴さん、私たちのガイドなのに、私たちを見捨てたのね(笑)


岸に近いところは潮も穏やかでまだまだ道ができている。

もうずいぶん、道が消えてきた。

長靴で盛り上がっていないで、もっと早くから歩けば、もっと遠くまで行けたのかもしれないけれど、
それでも海の真ん中に立っているという不思議な感触を味わうことはでき、かなり満足だった

海岸に戻ってくると、日も落ちてきてあたりが暗くなり始めた。
案内をしてくださった瀧口さんと一緒に記念撮影


   <つづく>

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