釜山より愛をこめて ~From Busan with LOVE~ 

釜山での珍生活の日々・韓国についてをつづります。
日本・韓国両国の友人たちに愛をこめて♪

さすがラテン系?/おもしろいアジョシ シジャン編 パン屋さん その1

2011年12月10日 | 異文化交流

2008年頃のことです。私の通勤路にあったパン屋さんのお話。

ある日の帰り道、前を通りかかると、アジョシが表でパンの試食をさせていた。
毎日、通る道なので、以前からパン屋さんがあるのは知っていたが入ってみたことはなかった。
というのは、当時、釜山でおいしく食べられるパンはほとんどなく、がっかりすることが多かった。
日本人の口に合う、パン屋さんは釜山の中でも3件くらい。それも、うちからは結構遠いところにしかない。

大勢の人が試食していたので、ついつい、ダメもとで試食に参戦。
状況からすると、パン屋さんの店自体は変わらないけれど、
そのアジョシが新しく仕事を始めたのか、跡継ぎなのか、とにかく新しいパンなので
試食をさせているらしい。

期待しないで食べてみると、、、、
あれ?結構いけるジャン!
おいし~~~~いっ!てほどではないけれど、
これなら、まずまずの合格点!
なにより通勤路っていうのがいいわ~

ってことで、何日か後に、お店に思い切って入ってみた。

オーナーでパン職人と思われる30歳過ぎくらいのアジョシがいた。
試食はいろいろ置いてあるので、あれこれ食べてみた。
(食べてみないで買うと後悔すること多々あり

スイートポテトみたいにつぶしたサツマイモを入れたパイがあった。
△に折りたたんだパイで、香ばしくておいしそう~♪
でも、試食がないっ!

どうしようかなあ~と迷っていたら、アジョシが気がついて試食をさせてくれた。
それも、△を半分に切って、その半分を食べてみろと言う。
あの~、試食にしては大きすぎないか?と思ったけれど
「ケンチャナヨ~♪他のも食べたいものは言ってみな~。」と言う。
すでにあれこれ試食していて、ダメ押しのようにスイートポテト半分。ちょっと無理して食べてみたら、
おいしかったのよ~♪
そのあと、見つけたクロワッサンも試食すると、コレは本当においし~~~~いっ!!
って言える味だった。
「○○クロワッサン」と書いてあった。○○の部分のハングルの意味が分からなくて、「何のクロワッサンか?」と
尋ねると、一生懸命答えてくれたのだけれど、分からずゴメンね~。

結局その日は、고구마 파이(コグマパイ サツマイモパイ)とクロワッサンなどをいくつか買って帰った。
おまけと言って、買ったものぐらいに他のパンもくれた。
韓国語のできない、可哀想な日本人と思われたのかしらん?
うちに帰ってから調べたら
유기재배(ユキゼベ 有機栽培)の小麦を使ったオーガニッククロワッサンだということが分かった。

いやあ、アジョシ、いい人だ~。
それから、時々、買いに行くようになったのだった。

<その2に続く>


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