こちらは東京駅丸の内側駅舎。
近代的な超高層ビルを背景に、レトロな煉瓦作りの建物が何だかホッとする。
赤レンガ造りの丸の内口駅舎は1914年竣工で、国の重要文化財に指定されている。
重要文化財だけれど、現在も使われている東京駅。
それに対して、こちらが旧ソウル駅。
同じようなレンガ作り。
こちらは、現在は使用されておらず、すぐ横にリニューアルした近代的なソウル駅がある。
こちらは、史跡第284号として保存されている。
初めて見たときに、「東京駅とそっくり!」と思ったけれど、よく見ると違うなあ~
「どちらも同じ人が設計した」と聞いていたけれど、ぐぐってみたら違っていた。。。。
東京帝国大学教授・塚本靖と建築家ゲオルグ・デ・ラランデ(朝鮮総督府庁舎の設計でも知られる)の設計によるもので、
1925年に竣工した。
アムステルダム中央駅(ペトルス・カイペルス設計)とヘルシンキ中央駅(エリエル・サーリネン設計)に倣ったものだが、
日本の東京駅に雰囲気が似ていることもあり、「設計者は辰野金吾(東京駅設計者)」と誤って紹介されることも多い。
ということで設計者は同じではなかったです。
どちらも日本人なので、雰囲気が似てきたんでしょうかねえ~