日本で韓国料理の人気があるように、韓国でも日本料理は人気がある。
「日式」と呼ばれる「日本風居酒屋」も多い。(あくまでも日本風で和食ではないよ。)
韓国の人たちも人気がある日本食が、お寿司、日本のラーメン、日本のカレーライス、そしてタコ焼き。
お寿司もカレーライスも韓国風のものがあるけれど、「日本式」のものが人気。
釜山時代にはお寿司は韓国語の초밥(チョッパb)という表記をしていて
日本式のお寿司を、스시(スシ)と表記していたようだけれど、このところ스시の表記がぐっと多くなった。
今では「かっぱ寿司」も韓国でフランチャイズ展開しているし、あちこちでお寿司が食べられるようになった。
ビュッフェなんかに行くと普通にお寿司がおいてあるしね。
そして、急に増えたのが“たこ焼き屋さん”
お店として構えなくても、こんなふうに車でも楽にお店をもてるところがいいのかもしれない。
在釜山日本人にとっても、タコ焼きの存在は魅力的♪
“タコ焼きが売っている”と聞けば、買いに行くそして、ガックリ の繰り返し。
粉が多すぎたり、“焼く”というよりは“揚げてある”感じのするものが多い。
ソースの代わりに、スイートチリみたいなピリ辛甘のソースがかけてあるものもあった。
当時のお値段は7コ 2000w,11コ 3000wが相場。
ナゼか数が「奇数」なのだけれど、なんで韓国は奇数なんだろう。
日本だと6コとか8コとか偶数だよね。
“今回も、きっとおいしくないだろうなあ~”と思いつつ、こんな↑車を見れば、今度こそって思うよね。
日本語で“おいしい”と書いてあるので、日本で修行したんだろうとか…
私なんかは、日本のタコ焼きとは違って「韓国式のタコ焼き」であったとしても、
まずまずの味ならば、まあ、これはこれで「韓国式タコ焼き」ってことでそれなりに旨い。
と、思っていたのだけれど、
それに納得できないのが「大阪人のオッちゃん達」
“あんなの、タコ焼きじゃね~~~っ!!!!!”と怒り出した。
“あれはあれでおいしい韓国式のタコ焼きじゃん。”と言っても納得せず。
ついには、日本から「たこ焼き器」「タコ焼きの粉」「おたふくソース」などタコ焼きセットを持ち込み、
自分でタコ焼きを作り始める始末。
日本なら、下処理して売っているタコも、韓国ではそうなっていないので、
自分で生ダコを買ってきて処理まで行い、準備万端!
オッちゃんのお家で「タコ焼きパーティー」が始まりました(^_^;)
集まったメンバーの大阪出身のオッちゃん達は、本格的日本式タコ焼きつくりに興奮。
タコ焼き返しを手に、「まだ早い!」「うまく返せた」「オレにやらせろ!」と大騒ぎ。
「うま~い!!」「やっぱりタコ焼きはこうでなきゃあ~」
と、大阪人は鼻高々( ̄^ ̄)
わたし?
何にも手を出さずに、ただタコ焼きを焼いてもらって食べただけです。
だって、“大阪人のタコ焼きDNA”に敵うわけないもん。
下手に手を出さないほうが身のため(^m^;)
ごちそうさまでした。
やっぱり粉モンは“大阪”に限ります