一見、「ぜんざい」に見えるけれど、違うのだ。
これは「ぜんざい」ではなく「あずきのお粥」。お餅も入っている。
韓国語で 팥죽(パッチュ 팥 パはあずき、죽 チュはお粥の意)と言う。
味は、うす~~い塩味がつけてあるけれど、あずきのそのものの味が生かされているよ。
この팥죽を韓国では「冬至の日」に食べる。
この風習は中国から入ってきたものだそうで、日本にもあるとか。
まあ、日本では冬至の日にカボチャを食べて、柚子風呂に入るのが一般的かな。
釜山で팥죽を食べるのなら、国際市場のB&C通りに行くと、
日本語で「ぜんざい」と書かれた看板を掲げたポジャマジャでアジュンマ達が売っている。
このお粥に砂糖を入れて甘くしたいと思うのは日本人。
アジュンマ達も馴れたもので、日本人だと分かると、
ど~んと砂糖の入った容器を渡してくれるので、自分で砂糖を入れて味を調節して食べる。
韓国人の友人に言わせると「お粥に砂糖ってヘン!(-_-;)」
と言うけれど、まあ、おいしく感じればいいってことで(^^ゞ