２００７年１２月
今から思えば、せっかくの機会だったので、もっと雪岳山のことや行程を調べておいて
行けばよかったのだけれど、なにせ、韓国在住１年目のこと。
毎日、仕事も忙しかったので、計画した同僚に任せっきりで
何の知識もないまま参加したのが悔やまれる
さて、いよいよ今回の目的、雪岳山登山の開始だ。
Pさん達は登山靴に履き替え、登山口に向かうことになっていた。
ロープウェーを楽しむ私たちとは、かなり方向が違うので、
おおよそ何時頃と合流の時間を確認。
登山スタイルの人も多いけれど、こんなふうに軽装の人も多い。
Pさん達が目的としていた山はこちら。
ここで別れようした、その時、Pさんが、
「ここからちょっと行ったところに、揺れる岩があるから、それを見てからロープウェーに行くと良い。」
と言い出した。
写真にも軽装の人や子どもも多く写っているように、ここからすぐのところにあって
珍しいし、簡単に行けるからと言うのだ。
Pさん達登山組は時間がかかるけれど
ロープウェー組は時間がかからないので
「揺れる岩」を見てからロープウェーに乗っても十分時間があるというし、
“ちょっと行ったところ”というので一緒についていくことにした。
が！
これがなかなか大変だったのだ
急な岩場ではないけれど、そこは山道、結構、坂になっていた。
１２月の末、しかも北の方に行くのだからと厚着をしていったのが暑くて暑くて…
しかも、“ちょっと”ぐらいではなく、およそ２０分ぐらいも歩いただろうか、
やっと、件の“揺れる岩”に到着。
この岩、押すと揺れるのだけれど、倒れない不思議な岩だというのだけれど、
私一人が押したぐらいでは、ちっとも揺れませんでした（笑）
でも、下から見ると確かにぐらぐらしてもおかしくない位置にある。
と、残念なことに“揺れる岩”の不思議さは体験できず、
Pさん達と別れて、元来た道を引き返す。
このときほど、
Pさんの「ちょっと」は「ちょっとではない」ことを実感したことはなかったなあ～（笑）
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