釜山より愛をこめて ~From Busan with LOVE~ 

釜山での珍生活の日々・韓国についてをつづります。
日本・韓国両国の友人たちに愛をこめて♪

釜山名物 ミルミョン

2007年10月09日 | マシッソヨ!
日本でも地方の郷土料理や地域による味付けの違いがあるように
韓国でも、地方独自の料理があるのだ。
キムチでもソウルのキムチと釜山のキムチとでは味が違う。
作るときに中に入れるものによって、味が違うのだ。
キムチについては、また今度ね。

ってことで、画像は釜山名物 ミルミョン。
韓国料理といえば「冷麺(ネンミョン)が好き!」という人が多いけれど
釜山では、圧倒的にミルミョンファンが多い。

ミルミョンの麺は小麦粉からできているので、
ネンミョンと違って黄色っぽい。
戦時中の物資が無かった時代に小麦粉で代用して作ったものだそうだ。
小麦粉使用のため、ちょっとモチモチしていて冷やし中華麺みたい。
そば粉を使っている腰の強いネンミョンと違って、食べやすい気がする。

キンキンに冷やした器に
酸味のあるスープの中に麺とヤンニョン、梨のスライス、ゆで豚、
ゆで卵のスライス、キュウリの千切りなどが添えられている。
スープの中に氷も入れられているので、すっごく冷たい。
暑い夏にもってこいの一品。

釜山名物なので、一般のガイドブックには、なかなか載っていない。
お約束のように、ハサミで麺をカットし
お好みでカラシやお酢をいれて食べる。
麺の上に赤いヤンニョンが乗っているけれど、そんなに辛くない。
イヤなら取ってもかまわないし。

「辛いものが苦手~」という、うちの母も友達も
「これはおいしい」というのだよ。
お店によっては鶏ガラのスープも別につけてくれて、それを飲むのも旨い!

夏だけの食べ物かと思ったら、
暖かいオンドル部屋でミルミョンを食べるのもまたいいそうだ。
ってことで、一年中食べられます。

お値段もお安いし、
「早い! 安い! 旨い!」の3拍子がそろったミルミョンを
ぜひどうぞ

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