こー見えて、体の弱いとこのあるあたし。
一部の人はご存じだけれど、時にぶっ倒れることがある。
で、ここでも、やってしまいました
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朝、なんか気分が悪いなあ~と思いながら目を覚まし、
時計を見ると5時。
目が覚めたところで気がついた“めまい”
やばーーーーーーーいっ!!!!
こうなると一日ぶっ倒れることになる。
仕事も休めないし、気力でなんとかと思うものの、
過去の経験から(過去にもやっているのだ。)
絶対にムリ
トイレに何とか行くと、これがもう立っていられない。
うげ~~~っ。気持ち悪い!
今日は休ませてもらうしかない
這うようにして携帯電話を探し、職場の電話番号を探す。
が、そう言えば、アドレスブックに入れてなかった
(英語モードのため、面倒なのだよ~)
何とか、電話番号を探し出し、電話するも
時間的に早すぎて、誰もでない。
目が回る~~、気持ち悪い~~と のたうち回りながら
再度電話。同僚がでた。上司に代わってもらい事情を言う。
心配してくださった上司は
後で、韓国人同僚に様子を見に行かせると言ってくださった。
電話の後は、気もち悪いの最高潮。
ついには もどしてしまった。
寝転がっているしかないんだけれど、オンドル床は痛い。
が、ベッドにまで起きあがって行くこともできない。
と、その時、玄関のチャイムがなった。
けれど起きあがって、鍵をはずすことができない。
携帯に電話してくれたので、そのことを言うが
「がんばって はずして!」と励まされた。
しばらくしてから何とか鍵をはずし、そのことを携帯で連絡。
部屋に入ってきたPさんとKさん二人で、あれこれ介抱してくれた。
二人がたまたまそうなのか、
それとも韓国の人はそうした訓練をどこかで受けているのか、
手足をもんでくれたり、お水をのませてくれたりと介護がうまい。
心配したPさんが「自分の車で病院へ連れて行く」という。
が、動けないし、動くとさらに気分が悪くなるのは目に見えているが
このまま、ここにいても…考えがグルグル。
歩いては車に乗れないので、結局、「救急車」を呼んだ。
救急隊の人がすぐに来てくれたけれど、ストレッチャーが
エレベーターに入らず、車いすに乗れと言う。
ムリムリに乗ると、動いたためにまた気分が悪くなり、
何回ももどす。
病院に運ばれ、Pさん経由で症状を訴え、点滴でめまいを
押さえることになった。
“点滴”を受ける~!?
何が怖いって、「海外で注射・投薬される」ことだよ。
韓国の医療技術や設備は決して日本に比べて劣ることはないけれど
こと薬に関しては「日本人には強すぎる」傾向があるそうだ。
「まな板の上の鯉」だよ~~っ!
って覚悟を決めるといきなり「手の甲」の血管に点滴の針。
え?腕じゃないのね??と思っているうちにさっさと処置。
そのまま寝ころんで点滴を受ける。
ちょっとは落ち着いたものの、処置用ベッドはせまいし
気分は悪いし、何されるか不安だし、
点滴すると、その水分でトイレに行きたくなるし、って最悪
しかもPさんは、ず~~っとついていてくれて、
申し訳ないやら情けないやら…
“一本打ち終わったら、診察を”と言うことだったらしいけれど
ちょうどお昼ご飯の時間になり、お医者さんは休み時間を取ったらしい
しかも、まだ、気持ち悪いので、もう一本続けて点滴をすることになった。
途中で、「めまい止め」を入れたそうだ。
ってことは、最初の点滴は何だったの??
2本目が終わっても、あまり気分はよくならず
とにかくしっかり横になりたいと思うが、診察に入る。
以前に日本で左内耳に異常があると言われたので
それを言うと「耳鼻科」での診察をうけることになった。
きっと違うぞ~~と思いながら、診察を受けると
やっぱり耳鼻科ではないとのこと。
では、何科の診察なんだ??
その後、何科か不明だったけれど、診察されて
なにやら検査を受けるとかになった。
検査室に入れられると(車いすにずっと乗っていたのだよ~)
“水中マスク”のようなものをかけさせられ、
見える光を目で追えという。一生懸命やるんだけれど
何度も何度も、もっと大きな目でと言われる。
かぶせられたマスクがきついし、
これ以上、大きな目は開けられませ~ん!!と言いたかったけれど
元気も語彙力もない
長い検査がおわったあと、診察台の上に座ったままで、
看護師さんの方に、上半身を倒せと言う。
リクライニングの背もたれがないと言えばいいかな?
なんですって~~っっ!
タダでさえ、気持ち悪いのに、しかも何にも支えがなく
いくら看護師さんが受け取ってくれると言っても怖いよ~~
だけど、容赦なくやらされる。もどしてもいいからやれというのだ。
なんどか同じことをして、首を曲げられたりして、何の検査なのやら…
終わったと思ったら、さっきの医師が入ってきて
また、同じことをやれと言う。。。
勘弁してくださいっ!
が、容赦なく同じことを。
やっと解放されて、薬を出してもらい、うちに帰ったのが5時近く。
うちについたらKさんと上司がやってきた。
何も食べていないからと言うのでPさんは“おかゆ”を作ってくれた
それを食べて、強いと言われる薬を飲む。
背に腹は代えられないのだ。
その後、寝てしまったが、10時頃、上司夫妻が様子を見に来てくださった。
この頃にはだいぶよくなっていた。
次の日の朝は、ずいぶんよくなっていて、「元気いっぱい」とは
いかなかったけれど、何とか仕事に行った。
ご心配のメールをいただくやら、本当にご心配をおかけしました。
ご迷惑をおかけしました
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あとから聞いたら、あの“倒れてこい”が治療だったそうな
薬の副作用もなく、元気になりました。
ようこそ、おこしやす~♪
ご心配ありがとう!
ホントにねえ~
海外生活の何が困るってやっぱり病気・けがの時の
治療や対処の違いだよ~。
韓国は決して医療技術の遅れた国ではないと思うし、日本語のできる医者も多いけれど
それでも、治療の違いにビクビク
日本でも「何されるんだろう?」と不安になる時が
あるのに、言葉が通じない、診療が違うというのは
すっご~~~い不安です
>ゆみのさん
ゆみのちゃんこそ大丈夫?
困ったときに助けてくれる人がいるのは
うれしいものです。
そうした関係を築く自分でありたいと思っています。
お大事にね~。
エンターになっちゃった。失礼しました。
親切な同僚と上司夫妻が居てくれて良かったです。
海外で治療を受けるってやっぱり不安だよね。
どうぞお大事にね。
私も今はベッドから起き上がれないので病人が
「お大事に」と言っても何だか変なんだけどね
大変だったのねぇ~。
もう今は大丈夫なのかしらん?
(ネイルサロンに行ったと言うことは、大丈夫かな?)
私も、かなり体の歪みがある人なので人ごとじゃないかも。
肩こりが酷くなって、吐き気を催した経験有り・・・
しかし、海外での診察は受けたくないですねぇー。
あまりにも不安が大きすぎる(>_<)
それをやってきた、リンダちゃんは偉い!!