釜山より愛をこめて ~From Busan with LOVE~ 

釜山での珍生活の日々・韓国についてをつづります。
日本・韓国両国の友人たちに愛をこめて♪

いよいよ板門店へ

2013年05月28日 | 京幾道 観光

2007年2月   

再びツアーバスに乗り、いよいよ板門店へ。
ここからは、自由に写真をとることができず、途中でパスポートの検閲も行われる。

服装もチェックされる。
事前にサンダルはダメ、穴の大きく開いたジーンズもダメ
ミニスカートもダメ、迷彩服もダメなどいくつか服装のNGがある。
そして、子連れでのツアー参加はダメだし、
韓国人の参加もダメだ。

子どもや韓国人の参加がダメなのは分かるけれど
そんな服装まで…と思っていたけれど、ツアーが進むに連れて
だんだん緊張が高まってきた。
確かに服装もうるさいはずだ。
パスポートの検閲も、バスの中に軍人が乗り込んできて、一人ずつ確認していくのだ。
みんな口数も少なく、重い雰囲気が漂う。

ツアーのガイドさんは、何度も
「私たちに従ってください。そうでないと、見学が中止になることがあります。
また、向こうの都合でツアーが途中で中止になることもあります。
理由は分かりません。とにかく「中止だ」という連絡が来るだけです。」
と言う。

バスを降りてからは、ガイドさんに従って行動するしかない。
韓国側の「自由の家」から板門店に入っていくのだが、2列に並ばされ、
間を開けないように、きちんと並んで歩くのだ。
もちろん、兵士の護衛付きなのだ。

そこを抜けてから、いよいよ板門店の中へ。
南北の会談場であるのだ。
その建物の中央が北と南の国境となる。

中にはいると、北側の入り口には兵士が立っていて、北側に行けないように見張っていた。



北と南のちょうど境界あたりにも警備兵が立っている。
話しかけたり、さわったりは禁止だ。

部屋の真ん中にテーブルが置かれている。上に置かれた旗の位置が北と南の境界線だ。
つまり、この旗より北側に動けば、北朝鮮の領土に足を踏み入れたと言うことだ。

建物の窓から外をのぞくともっとよく分かる。

コンクリートで境界線が作られている。
砂利が引かれているのが韓国(南)
土のままなのが北朝鮮

建物の外ではお互いが相手側を見張っている。

これは韓国側。
身体を半分建物に隠しながら、北側の動きを監視している。

建物の反対側にももう一人。

では、北朝鮮側の見張りはというと、

写真の奥の大きな鉄筋の建物の中からこちら側(韓国側)を見張っているのだそうだ。

すぐ横に北朝鮮側の監視塔もあり、ここから見張っているという。
目をこらしてみたけれど、どちらからも監視の目は確認できなかった。

青の建物が韓国側の建設によるもの。ねずみ色が北朝鮮側が建設した物だそうだ。


このあと、近くにある展望台に登った。そこからこちら側だけは写真を撮っていいと言われ撮影したもの。
左手に見える旗は北朝鮮の国旗。

旗のあたりに北朝鮮の工業団地があるのだそうだ。

このあと、またバスに乗り、最終目的地へ。
 
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久し振りです。 (ミエ)
2013-07-25 00:03:57
お仕事お忙しいですか。
そろそろ夏休みの韓国行き(ひさびさソウルも行ってみようか、いや、やっぱりグルメと温泉の釜山にしようなとまだ迷ってます)に向けて、こちらでまた勉強させていただこうと思っています。情報ありましたらよろしくお願いいたします
返信する
お久しぶりです (hiromi)
2013-07-31 01:04:30
コメントをありがとうございます。
仕事が本当に立て込んでいて、
毎日、バタバタしてました。
やっと、ちょっと一息つけるようになったのですが
まだまだ忙しい日は続くようです。

釜山とソウル、どちらもいいところがありますね。
韓国語の勉強をしていると、教科書に出てくるのは
ほとんどがソウルの話なので、
たまにはソウルに行くのもいいかな~と思ってます。

ミエさんの情報も教えてくださいね。
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