慶州は街全体が世界遺産なのだが、
その他にも慶州には世界遺産があるのだ。
その一つが“仏国寺”(불국사 プルグクサ)
このお寺は新羅によって三国が統一されて国が安定した頃に建てられと言う。
書物によると751年に金大城(キムデソン)が創立したという。
上の写真は仏国寺の山門。
境内は大きく3つに分かれていて、大雄殿、極楽殿、毘盧殿に分かれている。
この殿閣に入る前の石組がこちら↓
石組みの上が仏国、その下が現世の人が住む世界を表しているという。
本来はこの石段を登って入るのだが、現在は立入禁止にされている。
この石組みは横から見た方が美しいのだ~
ってことで記念撮影してみた。
石段を登れないので迂回して上にあがった。
上から石段を眺めるとこんな感じ。
さて、本堂の大雄殿には大仏が祀られている。
こちらの灯籠の穴から大仏の顔がちゃんとのぞけるようになっているというのでのぞいてみた。
をを~~
分かりにくいけれどちゃんと金ぴかの仏様のお顔が見える。
このすぐ近くに金ぴかの豚の像があるのだ。
豚というけれど、牙があるところからもイノシシだと思う。
これをなぜると御利益があるというのでなぜてみた。
そして多宝塔と釈迦塔がある。
こちらは多宝塔。
国宝第20号に指定されている多宝塔はとってもユニークな形をしている。
多宝塔は3層からなっており、1層目は四角、2層目は八角、 3層目は円と、
上にいくに従って丸みを帯び、力強さから柔らかさへと変化をしている。
また、1層目には四方に獅子像が置かれていたけれど、
3匹は盗まれてしまい現在は1匹しか残っていないのだ。
この多宝塔のレプリカが国立慶州博物館におかれている。
また、お金のデザインにも使われている。
10₩硬貨の裏側のデザインに使われているよ。
紫霞門の左手にある楼閣には木魚も置かれているよ。
装飾もとってもこまかで凝っているものだ。
と仏国寺を出て、そこから次の世界遺産 石窟庵へと向かった。
仏国寺の詳しい記事はこちら↓
プサンナビ http://www.pusannavi.com/miru/1081/