晋州ユドン祭りで見かけたアメ売りのアジョシをご紹介。
韓国の伝統的な엿(ヨッ 飴)は、
米・あわなどの穀類やカボチャ・サツマイモなどを原料に、麦芽を使って作られる。
もち米、とうもろこし、かぼちゃなどの穀物を炊いた後、麦芽の水につけ、7〜8時間煮込む。
煮込む時に出てくる水を煮詰めて、飴が出来上がる。
煮詰める際に、空気を混ぜながら作ると、白い飴、そのまま煮込むと黒い飴となるのだそうだ。
かなり粘り気があり、食べ応えがある。
もともと大きなこの飴をハサミでリズムを取りながら、
テンポよく、小さく切ったり並べたりと実演販売をしていた。
飴屋さんは、とっても奇抜な格好をしている
飴屋さんだと分かるように目立つためのものだそうだ。
日本のちんどん屋さんに似ているかな。
韓国では엿(ヨッ 飴)を食べれば試験にくっつく」という言い伝えがあり、
合格を祈り、入試を控えた受験生に贈る風習がある。
特に、日本のセンター試験に当たる「修能試験」が行われる11月には、コンビニやファンシーショップで
工夫を凝らした飴がずら~~~~っと並ぶ
アメの味は、麦芽が材料なので、優しい甘い味。
見た目は固いけれど、食べ出すとドロドロに溶けてくるので
噛んではいけません。
歯の悪い人は要注意!
差し歯や詰め物がとれるかもね~
ゆっくり舐めて溶かすのがいいよん。