釜山より愛をこめて ~From Busan with LOVE~ 

釜山での珍生活の日々・韓国についてをつづります。
日本・韓国両国の友人たちに愛をこめて♪

みんな日本語上手いのねえ~

2007年11月14日 | ビックリ(*_*)
機会があって、日本語を学ぶ大学生の弁論大会を聴いた。
在釜山日本国領事館の主催で年に一回、行われるものだ。
各大学から1名ずつが代表として選ばれ、
今年は19名の参加だった。
そのうちのほとんどが女の子で、男の子は4名くらいだった。

演目は何を話しても良いのだけれど、
日本語の正しさや言い方のうまさを問われるものだ。

聴くまでは、日本語がおぼつかないのかと思っていたけれど
何が、何が、すっごく上手い
でも、参加資格に“日本への留学経験が3ヶ月以内である”と
いうのがあるので、勉強のほとんどを韓国内で行った子ばかりだ。

韓国の人にとって日本語の発音で
タ行やザ行はとても言いにくいのだ。
“しつれいします”は「しちゅれいします」になるし
“ありがとうございました”は「ありがとうごじゃいました」
と、なってしまう。

そんな発音もほとんど気にならないほど、練習をしているのだ。
もちろん、指導には“日本人の教授がついている”とは言うけれど
かなり自分で勉強している。

出場するのは大学の2年生か3年生が多いので
2,3年でこんなに上手いのか?と思ったら
高校の外国語の勉強で「第2外国語」として
「日本語」を学ぶ子が多いのだそうだ。

そして、みんな日本の文化や生活が大好きで
もっと知りたい!と、日本語を勉強しているのだそうだ。
日本のファッション、俳優やドラマのこと、おいしいお菓子
などなど、私以上にくわしくて
「日本に行きた~~~い」と思っているのだそうだ。

最優秀者、優秀者の賞品は
“9泊10日 東京、大阪、福岡の旅”
日本の、しかもとても人気のある場所を回るので
みんなすごく真剣に賞を狙っている。
釜山から福岡は気軽に行けるけれど、「東京」となると
なかなか手が出ないというのが現実なのだ。

それ以外に、
釜山市と姉妹都市提携をしている
下関市に7日間ホームステイできるとか
福岡に7日間ホームステイなんていう賞がある。

日本語のうまさだけでは、なかなか優劣がつけられず
あとは、気持ちの伝え方や見せ方のうまさが賞を決める
決定打となる感じである。

韓国の人は、自分の気持ちを素直に表現する人が多い。
特に、釜山はそうなのかなあ~
うれしいときには大喜びするし、不満ははっきり口にしたり
時には、人前と言うこと関係なく
言い争ったりケンカしたりしている。
韓国の人に言わせると、
“日本人は建て前があって、本音がわかりにくい”という。
まあ、そうだろうねえーー

賞の発表の時に
下関賞を取った子が、入賞したにもかかわらず
不満をあらわにしていた
自分としては、自信満々で
優秀賞か最優秀賞をとるつもりだったんだろうなー
賞が発表された瞬間、
嫌な顔して、あとはずっとうつむいていた。
不満は分かるけれど、あんなにはっきりとふてくされた態度を
とるのは、日本人だとあまり考えられないなあー

まあ、みんな
とっても上手なので、自信をもってね。
ってことで、私も韓国語の勉強をがんばります

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