釜山より愛をこめて ~From Busan with LOVE~ 

釜山での珍生活の日々・韓国についてをつづります。
日本・韓国両国の友人たちに愛をこめて♪

韓国 大統領選事情 投票 編

2007年12月18日 | 異文化交流
いよいよ、明日12月19日(水)は大統領選の投票日。
国民全員が投票するため、会社や学校などはお休みになるのだ。
「選挙のためにお休み?日本ではありえない!」と思うでしょ?
“日本では、日曜日を投票日に設定するけれど、何で会社や学校を
 お休みにしてまでも投票日を「平日」にするの?”
と、尋ねると
“投票日を日曜日にするとキリスト教信者から「猛反対」が起こるから”だそうだ。

なるほどねえ~。
確かにキリスト教信者は多いし、力もあるし、
日曜日は礼拝に行くので、そんな日を投票日にしたら総スカンだわねえ

投票自体は日本とほとんど同じシステム。
通知が来て、決められた投票所へ行き
投票用紙をもらってハンコを押すというのだ。

ええ~ハンコって何?投票に来たという認め印?と
ビックリしてよく聞いてみると
投票用紙に立候補者の名前が書いてあるので、
投票したい人のところにハンコを押して投票する
のだそうだ。

これ↓が、そのハンコ。新聞記事から撮ったので画像が汚くてゴメンね~

 「人」という漢字が彫られている。

このハンコをこの↓投票用紙の自分の投票したい人のところへ押すのが韓国式。
 立候補者名が分からなくても番号があるので投票しやすい。

日本だと、自分で投票する人の名前を書かなくてはいけないよね。
ハンコの方が簡単といえば、簡単だけれど不正できそうな気がするなあ~。
“なんで、名前を書かないの?似たような名前が多いから?”
と聞くと
「韓国では、まだ文字を読んだり書いたりができない人も多いから」
というのが理由らしい。

逆に
“日本みたいに自分で名前を書くとなると、目がよく見えないとか
 文字が書けないようなお年寄りは、どうやって投票するんですか?”
と質問されてしまった
そういえば、どうするんだろう?と、そのことに詳しいKちゃんに聞くと
「日本の場合、そういうときには係が付き添って、一緒に記名したり、
 代わって書いたりする」のだそうだ。

いやあ~、選挙一つにしてもお国の事情によって、システムが違うのねえ~
いろいろ、勉強になります。

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