神戸異人館巡りの続きです。
(画像多いです)
萌黄の館の後は、うろこの家(旧ハリヤー邸)に行きました。
うろこの家は明治時代に居留地に商館として建築され、外国人用の高級借家として現在の地に移築されました。
玄関を入って直ぐの部屋には、暖炉を挟んで窓があります。
素晴らしいステンドグラスの窓です。
アンティークの西洋陶磁器のコレクションが素敵です。
2階のパーラーでは、オルゴールの素敵な音色がしています。
部屋の隅に置いてあるオルゴールの音色でした。
うろこの家の隣の展望ギャラリーへ。
2階は絵画などのギャラリーになっています。
3階からの眺めは神戸の街や港が一望できます。
山手八番館(旧サンセン邸)です。
明治後期に建てられたチュダー風の建物です。
パワースポットと言われているサターンの椅子です。
右が女性、左は男性が座って願い事を唱えると思いが叶うそうです。
居間
窓が大きく開放的です。
階段の壁には赤くてかわいいペルシャ絨毯が飾られています。
北野外国人倶楽部(旧フリューガ邸)
明治後期の建物で以前はライオンハウス3号と呼ばれていました。
建物内は開港当時の居留者の会員制倶楽部を再現されています。
客室のベッドが素敵です。
中2階の使用人部屋です。
シンガーの足踏みミシンが置いてあります。
調理用のかまどがある当時のキッチンが再現されています。
坂の上の異人館(旧チン邸)です。
明治時代後期の建物で、明朝や清朝時代のオリエンタルで貴重な美術品や家具などの調度品が配されています。
ベンの家(旧フェレ邸)は明治35年に旧居留地に建てられた商館です。
その後、現在地に移築されイギリス貴族で狩猟家のベン・アリソンの日本での住まいになりました。
ベン自身が狩猟で仕留めた剥製が大量に飾られていますが説明文などは一切ありません。
大きなシロクマや白いオオカミ、壁には鹿や山ヤギなどの剥製は多数展示されています。
2階の部屋の壁一面に蝶の標本が展示されています。
民族的な美術品などが壁に飾られています。
博物館として貴重な剥製や展示品も多いと思いますが、現代的に言うと悪趣味な展示が多いです。
洋館長屋(旧ボシー邸)は明治41年に建てられた建物です。
ダイニングの食器などのディスプレイが素敵です。
展示されていた船旅用の大きなトランクは3つともルイヴィトン製です。
英国館(旧フデセック邸)は明治42年に建てられた建物です。
建築当時のまま保存されているコロニアル様式の異人館だそうです。
英国式ダイニング
応接間のテーブルにはアフタヌーンティーのセッティングがされています。
各部屋のカーテンやテーブルクロスなどのファブリックは、ウイリアムモリスの布が使われています。
2階には、シャーロックホームズが住んでいるベーカー街の玄関が再現されています。
シャーロックの部屋も再現されています。
シャーロックホームズの衣装を無料で借りれるので、館内にはシャーロックホームズがいっぱい。
小さなシャーロック君が映り込んでいますね。
庭にはシャーロックホームズのミニサイズの銅像が置いてあります。
庭はイングリッシュガーデン。
不思議の国のアリスも。
ロンドンの地下鉄にホームを再現したフォトブースがあったりと楽しい演出が色々あります。
この日、神戸異人館巡りは8館巡りました。
歩き疲れてティータイム。
久しぶりに教会をリノベーションしたフロインドリーブへ
久しぶりに教会をリノベーションしたフロインドリーブへ
今年で創業100年を迎えるそうです。
ケーキ類が完売で残念。
カフェオレとアイスティラミスを注文し、ゆったりティータイムを過ごしました。
大好きな古い洋館巡りができ、いっぱい歩いていっぱい食べた楽しい一日でした。
最後まで神戸異人館巡りにお付き合いくださってありがとうございます。