近年がんは医学の発展により、治る病気になりつつあります。ただ、がんになる人が増えているのも事実です。2人に1人ががんになると言われていますが、どうやって予防をし、備えるかわからない人も多いのではないでしょうか?
がんを確実に防ぐのは困難ですが、予防をすることによって、確立を下げることはできます。そして、がんになった時の備えとしてがん保険がありますが、そもそも本当に必要なのか、そしてたくさんの種類の中から、どうやって選べばいいのかわからないのではないでしょうか?
この記事ではがん保険を中心にがんの予防法から治療費までがんの不安を解消するためのすべてをお伝えします。出来るだけ予防し、もし将来がんになっても慌てないように万全の備えをしておきましょう。
がんの基本的な予防法
がんは生活習慣病と言われます。確実に防ぐことは困難ですが、予防をすることができます。がんは、禁煙や食生活の見直し、運動不足の解消などによって、「なりにくくする(予防する)」ことができる病気です。
ここではがんの基本的な予防法をお伝えします。
がん細胞とは
人間の体は細胞からできています。がんは、普通の細胞から発生した異常な細胞のかたまりです。
正常な細胞は、体や周囲の状態に応じて、殖えたり、殖えることをやめたりします。例えば皮膚の細胞は、けがをすれば増殖して傷口を塞(ふさ)ぎますが、傷が治れば増殖を停止します。
一方、がん細胞は、体からの命令を無視して殖え続けます。勝手に殖えるので、周囲の大切な組織が壊れたり、本来がんのかたまりがあるはずがない組織で増殖したりします。
がんは生活習慣病
先ほどもお伝えしたようにがんは生活習慣病の1つです。
がんは老化とともに必然的に発生してくる病気です。しかし、がんの3分の2は予防できるといわれており、たとえ発がんリスクの高い基礎疾患や遺伝性素因を持っていても、食生活やライフスタイルを改善することにより発がん過程を抑制できることが近年の医療の発達により明らかとなってきています。
がん予防の12か条
今日からできる!がん予防の「がん12か条」
国立がん研究センターがん対策情報センターによると、がんの原因の多くは「たばこ・飲酒・食事」などの日常の生活習慣によるもので、がん予防対策が効果的に実施されれば、がんの発生率とそれに続く死亡率は確実に下がるといわれています。
ただ、以下の項目をすべて守れば絶対にがんにかからないという方法はありません。がんを予防する方法として参考にして下さい。また、がんの情報は日々さまざまな場所から発信されていますので、情報に振り回されるのではなく、情報の質を見極める力が必要です。
- バランスの取れた栄養をとる
- 毎日、変化のある食生活を
- 食べ過ぎを避け、脂肪は控えめに
- お酒はほどほどに
- たばこは吸わない
- 食べ物から適量のビタミンと繊維質のものを多くとる
- 辛いものは少なめに、熱いものは冷ましてから
- 焦げた部分は避ける
- カビの生えたものに注意
- 日光に当たりすぎない
- 適度にスポーツをする
- 体を清潔に
次回につづく
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