水曜日の午後

今年は寒い冬が長く続き、2月19日、菅平では－29.4度を記録した。
当日は平地でも寒く（－9度？）、車の窓ガラスについた氷の結晶を写真に撮ろうと
悪戦苦闘していたら、手足が冷えて痛く、カメラを操作する指の感覚も
鈍くなり、途中で断念した。
今日2月22日（水）は、予報では朝の最低気温は－4度、日中の最高気温は
8度。気分がウキウキするぐらいの陽気だ。昼、カメラを持って家の近くを
軽くジョギング。僅かに汗ばむくらいのいい気分だ。
百舌鳥が出迎えてくれた。

冬の千曲川で

真冬日のような寒い１日、千曲川の堤防に出ると冷たい北風が吹きつけ、
なお一層冷たさが肌に突き刺さるようだ。川面では、カモが群れをなし
盛んにエサをついばんでいる。よく見ると小さなコガモもいる。
オレンジ色の服が見えたかと思うと、突然、銃声がしてカモたちは一斉に
飛び立った。猟犬が吠えている。血に染まった川の水と哀れな鳥の姿が脳裏
をよぎり気がめいった。
猟銃の標的にならないアオサギやトンビが悠然と空に舞っていた。

冬の棚田

今年は例年になく雪の多い年になり、日本海側では連日の大雪で家が埋もれるほど。
屋根の雪下ろしなどで、高齢者の犠牲者が連日のように報道されている。限界集落
の弱点がモロに露呈している。
棚田はかつての厳しい時代を彷彿とさせるものがある。その冬の風情を撮ってみた。