のほ本ブログ

このブログでは本に興味を持ってもらう事を目的としています

びっくり館の殺人 : 綾辻行人(著)講談社文庫

2020-02-20 12:00:28 | 日記

子供の頃の記憶…
2020年2月20日は「びっくり館の殺人」を紹介します。
この本は 綾辻行人さん によって執筆されました。

【あらすじ】
「お屋敷町のびっくり館」とよばれる怪しい館。
そんな館に住む少年「古屋敷俊夫」と友達になった三知也は、少年の祖父とも出会い交流を深めていく。びっくり館の1室「リリカの部屋」で開かれる腹話術劇に呼ばれることになった三知也は、そこで行われた劇を不気味と感じる…

【コメント】
前作とは打って変わって短くて読みやすい1冊となりました。
子供の頃の記憶をたどるような口調で物語が進み、びっくり館での一件が明らかとなった時、怖いというよりは不気味だと感じました。

以上でこの本の紹介を終わります。
調べるとこの本はどうやら少年少女向けに書かれたという事で、確かに少年少女にとって読みやすい本だなぁと感じました。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
次で現行分の館シリーズはラストですね。

 なぜかわからないのですが上のリンクで?が付いてますね不気味。

塩狩峠 : 三浦綾子(著)新潮文庫

2020-02-19 12:43:00 | 日記
ヤソとは何なのだろう …
2020年2月19日は「塩狩峠」を紹介します。
この本は 三浦綾子さん によって執筆されました。

【あらすじ】
長野信夫は江戸に生まれ、母親がなく祖母の手で育てられた。
祖母は男の生き方、長野家という家系などを信夫に教え、信夫も祖母の考えに従って成長していった。そんなある日、父に連れられて外出した信夫は、駄菓子屋でラムネを買った際、1人の女の子に出会う、女の子は自身の父を「お父さん」と呼び互いに見知っているようであった。
家に帰ってその話をすると祖母は激昂、「親不孝者」と父を罵り騒ぎ立てた。
翌日、祖母は急逝した。

【コメント】
考えさせられる1冊です。最初の物語の展開からは想像が出来ない結末になりましたが、人として生きるとはどういうことなのか。宗教や性といった問題まで深く考える事が出来、個人的に良い一冊だと思いました。

以上でこの本の紹介を終わります。
会えてヤソというキリスト教の別称を使ったのは、この本の信夫の心情を書きたいと考えたからです。私自身はキリスト教の信者ではありませんが、聖書に書かれている分に共感できることもありますし、長い人類史に大きくかかわってきたものだと考えております。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

 下記、無料版です
 

御礼

2020-01-11 12:47:54 | 日記

なんだかんだでこのブログを1週間続ける事が出来ました。
まずは100冊を紹介する事を目標とし、今後も続けていきたいと思います。
閲覧してくださっている皆様、本当にありがとうございます !