8月2日・3日と富士山へ登りました。
須走口から登り、2日は7合目の大陽館で泊まりました。
はじめて山小屋にとまりました。
3000mもあるので、ごはんは定番のカレーかと思っていたら、
なんとハンバーグ定食でした!
とてもおいしかったです。
夜は8時に寝るなんて考えられませんでしたが、みんな疲れていたのでぐっすり眠ってしまいました。
夜中に起きてみると、曇っていた空が晴れて星がたくさん見えました。
おどろいたのが、山頂に続くヘッドライトの列です。
多くの登山客が夜中に富士山に登っていました。
また、顧問の先生の知り合いの気象予報士さんに会うことができました。
山頂でいろいろな実験を行うそうです。
気圧が下がるとマシュマロがどのようになるのかとても興味がありました。
次に登るときはマシュマロを持って行ってみたいと思います。
3日の朝は3時半起床です。
夜明け前に小屋をでて日出を見るためです。
朝食は焼き魚定食でした!!
3000mで魚が食べられるとは思っていませんでした。
朝は雲が残っていましたが、日出を見ることができました。
しかし、2人ほど気分が悪くなってしまいました。高山病です。
酸素が少なくなるために、頭痛がしたり、吐いたりしてしまいます。
大陽館のご主人が風船をくれました。
呼吸は吸うよりも吐くことが大切なのだそうです。
風船を何度も何度も大きく膨らまして、体の中に酸素をとりれました。
また、超スローペースで登ることも教えてもらいました。
みんなで「わ~~しょい!」と声をかけながら登りました。
「わ~~」のときにできるかぎり息を吐くのがポイントです。
はじめはあまりにも超スローペースだったので、どんどんまわりの人に抜かれてしまいました。
でも、休憩をとらなくていいので、8合目を過ぎたあたりからどんどん追い越していかれるようになりました。
そしてなんとか頂上に立つことが出来ました。
お鉢巡りもしました。
山頂火口には真夏なのに氷河が残っていました。
剣ヶ峰にも立つことが出来ました。
TVでやってた一番高い赤い点もありました。
帰りは須走口から砂走りを下りました。
砂走りは跳ぶように降りられるので、とても楽しかったです。
予定では御殿場口から宝永山を通って大砂走りを下るはずでした。
山頂からのながめも大砂走りも、次の楽しみとなりました。