美を表現する・・とは5？

髪もいろいろとあります。細～いブロンドや太めの黒髪、ウエーブやらストレートやら・・。なおかつ濡れてまとまったのやら風になびくもの。それぞれ美しく・・魅力的ですよね。一通り描いてみたいのですが、実際に目の前にある訳ではないので表現上想像にまかせる場合が・・。しかしながら状況によっては想像を超えた表現に悩まされる場合が多く出て来ます。「目」の表現と並んで「髪」は大切だと思いますが・・実は目以上に難しいと感じています。
イラストは昨年描画「マーメイド2013」の顔部分です。細いブロンドの髪の乾いた部分と濡れた部分、表現出来たような出来てないような(笑)。
もっとも、この絵では水の表現にめげましたが・・．

美を表現する・・とは4？

デジタル描画の髪の表現では試行錯誤を繰り返していますが、未だに「究極」には遠い出来であります。気に入らない、と言った方が正しいのでしょうか・・。どうやっても、何かが違う・・。
肌の質感や遠近感、ボケ具合等は自分の思い通りに作る事が(自分の中では)出来るようになってきました。しかしながら、髪は・・とても難しくこれといった表現方法が見つかりません。これをなんとかクリアしないと描きたいテーマの完成度がイマイチとなってしまう事でしょう。次のスタディもまた髪の表現に悩む事になりそうです。
今回は前々回のブログ作品に髪を加えた、ほぼ完成(このやりかたでは)したイラスト。

美を表現する・・とは3？

美のアイテムとして欠かせないものの１つに「髪」があります。癖があったりストレートであったりそれぞれが上手く表現出来ればそれだけで絵にリアリティが増します。
アナログですと筆1本ですが、強弱やスピードでかなりの表現が可能です。イラストはエアーブラシ＋筆で髪を描いていますが、こういう表現に慣れた自分にはデジタルはイライラします。
このような表現が可能な(出来ない事は無いんですがかなり面倒だったり、自分の望むように描けなかったり)ペインティングソフトの登場を切に望んでいます。

表情・・3

作られた表情を描くくらいならあまり表情がない方が良い。やりすぎると似顔絵っぽくなってしまうし、人形のようでもつまらない。
すぐ近くにいるような・・現実味。とでも言いましょうか、触れれば体温が伝わって来るような絵、でしょうか・・。
そんな絵に一歩でも近付きたくて・・。いろいろと実験中ですが、忘れてしまわないようにこうやってブログに記録する事にします。
イラストは表情の距離感表現の習作。制作途中です。

美を表現する・・とは2？

普遍的な美も当然ありますが、場合によっては自分独自の美の表現というのもあって良いと思います。
もので言えば、汚れが着いたり錆が出たりといった新品にはない味わい深い美。人で言うと、奇麗すぎる髪や皮膚は質感もなくリアリティがなくなってしまうような気がして・・。ほくろ、シミ、乱れた髪等を敢えて書き込む事によってそういう表面的な部分は関係ない「内面の美しさ」の表現に挑む!・・という志だけは高く持って、少ない空き時間は実験習作に励む日々です。
イラストは少し乱れた髪やシミを意図的に書き込んだ習作です。モデルさんごめんなさい(笑)。