桜のシーズンは終わり???
天空の庭バス停付近のしだれ桜。
いえいえ、奈良県の桜。
まだありますよ~(^^)/
一般的に奈良県の桜は
吉野山の奥千本(標高600m~、
今年の満開は4/21)が
遅いように思われがちですが
今年最も遅いのは
奈良県曽爾村の屏風岩公苑(標高700m~)
住所:奈良県宇陀郡曽爾村長野
TEL:0745-94-2106
(曽爾村観光協会のブログ)
4/25(火)現在で九分咲きで明日4/26(水)が
満開の予想となっています。
追記:4/26(水)満開です!
樹齢100年超えのヤマザクラが約300本。
2015年に訪問済み。
2015.04.18屏風岩公苑アルバム
また、比較的新しい桜の名所。(開設2004年春)
高見の郷のしだれ桜1000本が
4/22(土)に満開となりました。
ここも標高600~720mと高いため
桜の開花は遅いのです。
そこで、天気の良い4/23(日)に行って来ました。
前日の情報では朝10時には第三駐車場まで満車と
聞いていましたが行き過ぎ
そのまま第二駐車場(標高509m)まで。
運よく出る車があったので止める事が出来ました。
ここから受付棟(標高550m)まで
600m程登り坂を歩きます。
受付棟までの道路には路駐している車がいっぱい。
第三駐車場は3km程離れているので
シャトルバスで送迎しています。
桜の木が1000本クラスの名所は
日本でも各地にありますが、
しだれ桜ばかり1000本は
日本でも珍しい、いや無いのでは?
この地は島崎さんという方が
ヒノキや杉を育てる林業を営んでおられました。
林業の衰退で山が荒れて行き、
山の有効活用と花好きであることから
この高見の郷が生まれたそうです。
一般的な桜であるソメイヨシノは
成長が早い代わりに寿命が短い。(一般的には70年程)
例外的に弘前城の桜は適切に管理されているので
樹齢130年程の桜もあります。
そこで成長が遅いものの一般的に長寿である
(樹齢300年程で長寿なもので1000年超)
しだれ桜を植えられたとのことです。
この場所は入場料¥1,000が必要です。
受付で入場券購入後、
送迎バスで天空の庭(標高650m)に登ります。
先ずは天空の庭までのバスからの風景を。
高見の郷 園内送迎バス 天空の庭行き
体力に自信がある方は
坂と階段を600m、
標高差100mを約20分ほど登れば
同じ場所までたどり着きます。
園内のバス道と登山道は分離されています。
天空の庭から千年の丘までは
標高差50mほどの階段と急坂。
ここを登って行き右上の所が展望所。
しだれ桜が間隔を置いて植えられ
樹が若いので隙間が目立っていますが。
登っている途中からの風景。
樹が若いのでまだ幹は細くボリュームがありません。
後2,30年もすれば見栄えもするでしょう。
最も高い千年の丘展望所で標高720m
ここから天空の庭はもちろん
遠くのやまなみが見え絶景です。
天空の庭の奥をアップで。
この辺りは樹齢20年超の樹を植えられたので
今では樹齢40年程となっています。
しだれ桜以外に白いユキヤナギや
黄色のレンギョウが植えられ
とても綺麗です。
しだれ桜のアップ。
小さな八重です。
この後登ってきた道を引き返し
先ほど撮影した天空の庭へ向かいます。
天空の庭
樹の幹も太くなって花にボリュームがあります。
ここでおやつタイム。
嫁さんはプレミアム高見ロールにホットコーヒー
私はチーズケーキにアイスコーヒー
ケーキに桜色の粉(砂糖?)がかかっています。
観光地のボッタクリ価格ではないところが好印象。
ケーキセット¥600也
ケーキ皿も和風調、味もいけました。(^^)/
抹茶もあったのでそれ風の演出もGood!
下の写真、右奥は関西のマッターホルン
名峰高見山です。
奈良県吉野郡東吉野村と三重県松阪市との
境目にある山。
住所:奈良県吉野郡東吉野村平野
標高は1,248.4m
冬には霧氷や樹氷を見る事が出来るので有名です。
一度は樹氷を見てみたいのですが・・・
ある程度の冬山登山装備が要るし体力的にも。(-_-;)
下りのバス停には行列が出来ていました。
帰りは歩いて下りました。
こんな下り坂です。
歩いて登るのもこの道を登ります。
下りてきたら第一駐車場に大型観光バスが。
右奥茶色の建物が受付棟。
右上の開けた天辺が千年の丘展望所
動画でもどうぞ。
動画を繋ぎ合わせただけなので
少し長い(8’44")ですが。
高見の郷 満開 天空の庭 千年の丘
高見の郷
住所:奈良県吉野郡東吉野村杉谷298-1
TEL:090-5136-9844
開園期間:2017年 4/7(金)~4/30(日)例年4/10頃~4/30
営業時間:9:00~17:00
料金:大人¥1,000 小人¥500 小学生未満無料
駐車場:無料有
昨年の来場者が1万5千人。
今年は2万人超えとか。
でも入場料\1,000では儲けにならないような気がする。
初期投資で山の整備(登山道、バス道)と
しだれ桜の苗木購入植え付け等々。
送迎バス、桜の手入れ、整理、案内等スタッフの人件費。
若い木が大きくなって知名度も上がれば・・・
駐車場と送迎バスのキャパがネックとなりそうです。
若い木が大きくなった20年後にでも来てみたいが・・・
生きてるかどうか・・・(笑)
参考資料
日本のまほろば奥大和総合情報サイト「まほなび」
自然と暮らす
高見の郷/島崎照章さん 章さん
高見の郷HPよりドローンの動画
高見の郷 ムービー
1000本のしだれ桜 高見の郷 2016年版
高見の郷 ドローン空撮2015
2014年 高見の郷 天空の庭
千本の枝垂桜 マルチコプター空撮
天気も最高で遅くまで見れるとこもいいですね~
1000円払っても見る価値ありますね~
20年物の木を植えればそれなりの金額かかったことでしょう。
これでもう少し木が大きくなればもっとすごくなりそうです。
確かにまだ若い木のようですから、これから毎年楽しみですね。
え?2・30年後…元気で登ることができればいいのですが(笑)
やはり標高が高いと、今が見頃なんですねー。
枝垂れ桜で1000本とはいえ高見の郷の未来が見てみたい・・・
その頃は天国かな。(*^▽^*)
でもそんな空からでも成長した枝垂れ桜を見たいと思える桜ですね。
凄い枝垂れ桜ですね。
普通は何本かの片隅に有るのが普通ですがお見事です。
今週の金曜日にゴルフコンペで奈良方面に行きます。
楽しみです。
おはようございます。
一年生さんがお好きなしだれ桜ですよ~(^^)/
1000本も!凄いでしょう。
この日はお天気が良く雲一つない青空でした。
標高が高くて開花時期がソメイヨシノと
被らないのも良いです。
1000円でも見る価値は十分あります。
これから樹の成長が楽しみです。
その時はもっと有名な桜の名所となっているでしょう。
おはようございます。
こんな山奥に桜の名所。
本文に理由を追記しました。
林業衰退と山の活用があったのです。
またしだれ桜になったのも
ソメイヨシノより寿命が長く
先々を考えられてのことだったんですよ。
20年先で80歳、30年先となると90歳
生きている確率低いし、
生きていても体力的に厳しいですね。
標高が高いので開花がずいぶん遅いのですよ。
おはようございます。
しだれ桜が1000本咲きほこると凄いでしょう。
先々樹々の成長が楽しみな桜の名所です。
20年後は厳しいですが、
あの世に行ったら天から。
地獄に行けば見れなくなりますね。(-_-;)
おはようございます。
凄いしだれ桜でしょう。
これだけのしだれ桜がある所は
見たことはもちろん、聞いたことがないですね。
金曜日に奈良方面でゴルフですか。
お時間がありましたら是非見に行ってください。
ピークは過ぎているでしょうが、まだ見頃だと思いますよ。
なるほど・・・標高があるので長く楽しめるんですね~
そう考えると・・・北海道の桜って高い所には無い様な気がします。
咲いてもパッと散りますね。
その代わり根室まで行けばGW後も楽しめるらしいですが・・・
こんにちは。
そうなんですよ。
標高が高いと気温も低いので開花時期が遅いんです。
北海道はもともと気温が低いので標高が高いと桜が育たないのかな?
開花期間も短いのですか?
根室はそんなに開花が遅いのですね。