【奈良の夏冷酒】
実は奈良県、日本清酒発祥の地なんです。
奈良市の正暦寺がその地にあたります。
そのような奈良県内の主力6社による、
共通ブランド第4弾
県産米100%使用 濃醇大辛口や淡麗辛口など
バラエティー豊か
各500ml販売価格¥1,058(税込)
奈良県内のスーパー等で販売。
今日は全6種類、試飲してみました。
Yahooショッピング、楽天、Amazonの
通販サイトでも販売中
日本のどこでも購入できますよ。
《Yahooショッピング》
《楽天》
《Amazon》
6種類全て飲み比べしてみました。
個人的感想なので、参考になりませんが。
順位はつけません。
個人的嗜好では参考になりませんので。
梅乃宿
優しい甘みで、まろやかな後味
春鹿
スッキリした甘みで、サラリとした飲み口
猩々
爽やかで、サラリとした飲み口
豊祝
柔らかなサラサラした軽い味わい
三諸杉
キレの良いスッキリした辛口
升平
まったりと柔らかな味わい
各冷酒のデータは、
発売元の泉屋のショッピングサイト
「寧楽のお酒ショップ」より引用
参考資料
(データー元により若干異なりますがご容赦ください。)
☆日本酒度:
日本酒に含まれる糖分の分量を比重で表示。
数値が-(マイナス)ならば甘口、
数値が+(プラス)なら辛口
+6.0以上:大辛口
+3.5~+5.9辛口
+1.5~+3.4やや辛口
-1.4~+1.4普通
-1.5~-3.4やや甘口
-3.5~-5.9甘口
-6.0以上 大甘口
☆酸度:
日本酒10mlを中和するのに必要な
10分の1規定水酸化ナトリウム溶液の量(単位はml)
日本酒は酸度が高いほど、より芳醇な
味わいに近づき、
低ければ淡麗な味わいになります。
日本酒度が同一であれば酸度の高い酒が
辛く感じ、 低ければ甘く感じるのです。
1.4あたりを中間に
『数字が大きくなると酸味が強い』、
反対に『数字が小さくなると淡麗』
☆アミノ酸度:
日本酒に含まれるアミノ酸の量
一般的に、アミノ酸の量が多いと旨みと
コクが出るようになります。
ただ、アミノ酸が多すぎると味が濃くなり、
くどく感じてしまいます。
一方、アミノ酸が少ないとあっさりとした
淡泊な味になります。
アミノ酸が多いとコクのあるお酒、
少ないと軽快で飲みやすいお酒
これらは、あくまでもデータで
味を特定できるものではありません。
日本酒度、酸度のデータを元に日本酒の味を
表すグラフに プロットしてみました。
(あくまでも参考です)
データは参考にして、
実際に試飲されてはいかがでしょうか?
【梅乃宿(うめのやど)】
葛城市 梅乃宿酒造 純米吟醸酒
気軽に楽しめ、かろやかで口あたり良いお酒に
仕上げました。
アルコール:15.0% 奈良県産ヒノヒカリ
精米歩合:60.0%
日本酒度:-6 酸度:1.4 アミノ酸度:1.4
【春鹿(はるしか)】
奈良市 今西清兵衛商店 純米吟醸酒
華やかな香りと柔らかなお米の甘味を
爽やかに感じる爽快な口当たりのお酒です。
アルコール:14.0% 奈良県産山田錦
精米歩合:60.0%
日本酒度:-1 酸度:1.6 アミノ酸度:0.8
酵母:春鹿6号酵母(自社酵母)
【猩々(しょうじょう)】
吉野郡吉野町 北村酒造 純米吟醸酒
フルーティーな香りと、米の旨みを十分に
楽しんでいただける純米吟醸酒です。
アルコール:14.0% 奈良県産きぬひかり
精米歩合:60.0%
日本酒度:+3 酸度:1.5 アミノ酸度:1.5
酵母:協会9号
【豊祝(ほうしゅく)】
奈良市 奈良豊澤酒造 純米吟醸酒
柔らかな旨みと後味のキレの良さを引き出した
食中酒に最適な純米吟醸酒です。
アルコール:14.0% 奈良県産露葉風
精米歩合:60.0%
日本酒度:+3 酸度:1.5 アミノ酸度:1.6
酵母:K-901
【三諸杉(みむろすぎ)】
桜井市 今西酒造 純米酒辛口
穏やかな香り。
含むと米の旨みが広がりながらもキレ味の
良い辛口純米酒。
アルコール:14.0% 奈良県産露葉風
精米歩合:65.0%
日本酒度:+8 酸度:2 アミノ酸度:1.5
酵母:協会7号
【升平(しょうへい)】
奈良市 八木酒造 純米吟醸生貯蔵酒
華やかな香りとのど越しの良い、
夏に最適な生貯蔵夏冷酒です。
アルコール:13.0% 奈良県産露葉風
精米歩合:60.0%
日本酒度:+1 酸度:1.8 アミノ酸度:1.7
酵母:アルプス酵母
梅乃宿はこの前獺祭買に行った時の梅乃宿酒造の日本酒なんですね~
春鹿 猩々が私ごのみっぽく感じました。
ワイン通っと思ってましたが・・・本酒まで。
流石ですね、
私は正月しか呑みません。(笑)
なので甘い辛いの味も分かりません。
6本イッキにいたのですか???記憶飛びますね。(笑)
これですね〜♪
数値やグラフのデータは、すごいですね。
何より、horibonpapaさんの飲み比べてのコメントが一番魅力的(^ ^)
全部飲みたくなりました。
ビール系、焼酎はロックでと頂いておりますが日本酒の冷酒となるとつい飲みすぎちゃって・・・。
奈良の夏冷酒、いろいろとあるものですね。
私は淡麗辛口派なので猩々か豊祝を飲んでみたいものです。
お酒・・・・飲めませんが、甘めで軽いのは騙されます。
6種飲み比べ、、、二日酔いは大丈夫ですか?
日本酒3リッターお疲れ様でした(笑)
私は本来、本醸造クラスで日本酒度高めの物をぬる燗で飲むのが一番好きです。
でも準備が面倒なので、結局は純米クラス以上の物を冷やで飲みます(常温)
個人の独断と偏見ですが、日本酒は冷やさない方が良いと思います。(生酒は除く)
キンキンに冷やすなら、発泡系の日本酒が好きです!
これから夏にかけて出る、大信州のおりが大量に入った物なんか最高です!
開栓に30分は掛かりますが(笑)
あ、全然関係ない事書いちゃった^^;
何と言ってもDATA分析が凄いです。
私は日本酒が大好きですが、何時も美味しいので
飲み過ぎてしまい我を忘れて失敗ばかりしております。
でも最近のお酒は少し辛口で喉越し爽やかなのが旬の
ような気がします。図を見るとやはり辛口が5銘柄ですね。
昔ながらの濃厚な甘口を飲んでみたいですが
飲むなら梅乃宿が一番近いようですね。
でも飲み過ぎには注意を
日本酒度と酸度の効果を
やっと理解できたような気がします~
papaさんの解説を踏まえると
私の好みは、
猩々と春鹿。
飲んでみたいなあ。。。