先日作った「ジョーロ」のはんこ。
あれ一つだけではなんだか寂しいなあと思っていました。
コメントに「隣にお花を捺してみたら?」というアドバイスがあったので、
早速お花を彫ってみました。
そしたら消しゴムはんこ、プチ絵本ストーリーができあがりました
大したことないですが、是非読んでみてください↓
「年老いたジョーロ」

ある原っぱに、古いジョーロがおりました。
そのジョーロはもう使われておらず、誰のものかもわからず、
いつからかその原っぱにただただたたずんでおりました。
ジョーロは昔色とりどりの花々に水を与えていた頃を思いだしては、
今は雨水しか蓄えることのできなくなってしまった自分の古い体を
とても情けなく、みじめに思っておりました。
そんなとき、たった一つ、タンポポの綿毛がジョーロの横に飛んできました。
ジョーロは自分のきしむ体を力いっぱい傾けて、
原っぱに落ちたその種に、毎日水をやりました。

春が来て、その種は芽を出しました。そしてかわいらしい花を咲かせました。
ジョーロは何年ぶりに見た眩しい鮮やかな黄色を見て、胸が躍りました。
ジョーロは花が咲いてからも、毎日毎日水をやりました。
古いジョーロのブリキの体はもうボロボロでしたが、心はとても満たされていました。

美しく咲いた花に誘われて、かわいらしい蝶もやってきました。
ひらひらと優雅に舞う蝶を見て、
ジョーロは自分の果たした役割を誇りに思いました。

秋が来て、タンポポはまた綿毛になり、遠い野原へ飛び立ってしまいました。
ジョーロはまた一人になりました。
でもジョーロはもう寂しくありませんでした。情けなくもありませんでした。
Fin.
ひゃーー!絵本にするならもっと色んなはんこを作らないとだめですね
でもストーリーを考えたことで、このはんこたちに一気に愛着が
湧いてしまいました


続編ができるようがんばります(笑)

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