わたしはレンタルビデオ店の会員証の期限が切れてはや7年にもなる。たまに姉がリッピングに失敗したレンタルDVDを持ち込んできて焼いてあげることがあるが(それでDVDのコピー対策が日々進化していることを知った)、年に1度程度であり、わたし自身は自腹で買ったDVD以外は基本的にリッピングしない。必要がないからだ。それでも記事にある通りなら、「水曜どうでしょう」のDVDを17枚も(ローソンで正規に定価で購入し)副音声をリッピングしてiPodで聞いているわたしのような人間は、極悪人で大罪人である。
世のコピーガードはすべからく破られるために存在するかのごとく破られ続け、その度にガードが強化され、にもかかわらず海賊版で商売をする者たちにとってコピーガードは有ってなきがごとくであり、ガードをまとった円盤やROMや電波の高額さゆえに海賊版商売が成り立たせてきた。そして、CCCDしかり、地デジしかり、正直者(正規購入者)が損をする(不便を強いられる)と相場が決まっている。
PCや家庭用のゲームなどは長らくコピーガードをかける側と外す側で戦い続け、一つの答えとしてネットゲームや携帯ゲームという道にたどり着いた。コンテンツを日々更新しROMの外に置くというやりかただ。
円盤界でもコピーガード戦争は熾烈を極め、日々新たなリッピング対策を投入し続けてきた。だが、(もはやなつかしい)CCCDは登場の瞬間から簡単に破られた。たとえばMac使いにとってはCCCDは挿入するとボリュームが二つマウントされるだけのただのCDだった。結局何の効果も現れずにむしろCD売り上げは減少し続けることになった。ノーガードのCDと比べて初期段階からコピーガードを搭載したDVDも早い段階で簡単に複製できるようになり、BDもやがては敗北した。それでもコンテンツホルダーはあの手この手でコピーの魔の手を止める算段を立て続けてきた。しかしリッピング界はどのようなガードも無効化、あるいは回避し、このイタチごっこはいつ終わるとも知れない不毛な戦いであるかに思われた。
PCや家庭用のゲームなどは長らくコピーガードをかける側と外す側で戦い続け、一つの答えとしてネットゲームや携帯ゲームという道にたどり着いた。コンテンツを日々更新しROMの外に置くというやりかただ。
円盤界でもコピーガード戦争は熾烈を極め、日々新たなリッピング対策を投入し続けてきた。だが、(もはやなつかしい)CCCDは登場の瞬間から簡単に破られた。たとえばMac使いにとってはCCCDは挿入するとボリュームが二つマウントされるだけのただのCDだった。結局何の効果も現れずにむしろCD売り上げは減少し続けることになった。ノーガードのCDと比べて初期段階からコピーガードを搭載したDVDも早い段階で簡単に複製できるようになり、BDもやがては敗北した。それでもコンテンツホルダーはあの手この手でコピーの魔の手を止める算段を立て続けてきた。しかしリッピング界はどのようなガードも無効化、あるいは回避し、このイタチごっこはいつ終わるとも知れない不毛な戦いであるかに思われた。
しかし、ついにコンテンツホルダーはコピーガードの敗北を認め、次の手を打ってきた。「破られないガードを考える」よりも「破ったやつをかたっぱしから牢屋に入れる」という作戦だ。自らの頭も時間も手間ひまもかけずにジャイアンにいじめられたのび太よろしく、警察というドラえもんに頼ってて果たしてそこに成長はあるのか。まーこの法律を推進している人たちは賢いからドラえもんなんて見たことも読んだことも無いんでしょうね。もしくは賢すぎて読んだけど理解できなかったのかな?
DVDがだめなら次を考えればいいのに。複製できないものを売ることを考えればいいのに。秋元某のやりようはこの意味では非常に正しい。グリーやモバゲーも。わたしは支持しないけど。
あと、違法ダウンロード刑罰化のほうも根っこは同じ問題ですけど、それはそれでまた別のハナシ。
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