ソイルセラミックスというタイルについて
ふと目にした雑誌で石田秀輝教授を知った。そして石田教授がINAX時代に開発に携わったというソイルセラミックスというタイルの記事を目にしたのでメモ。
土の吸湿性・放湿性を生かした環境性能タイルだそうだ。土の床(いわゆる土間)が夏涼しく冬暖かいことからヒントを得たという。土の床では衛生や掃除など維持が大変なのでタイルにしてみたと。
解説どおりの性能を示すのならば、なかなか画期的である。
土の吸湿性・放湿性を生かした環境性能タイルだそうだ。土の床(いわゆる土間)が夏涼しく冬暖かいことからヒントを得たという。土の床では衛生や掃除など維持が大変なのでタイルにしてみたと。
解説どおりの性能を示すのならば、なかなか画期的である。
内装床壁用土タイル「ソイルセラミックス」 高橋 元
自然素材からなり、吸放湿性、蓄熱性に優れ、廃棄処分も土に戻る、リサイクルできるなど環境負荷が少ない素材である。組成主成分は土、消石灰で珪砂、藁すさが風合いを出すために添加され、オートクレーブで高圧水蒸気下、水熱反応を起こさせ、素材を硬化させている(焼成ではない)。表面に汚れ防止のために石床用樹脂ワックスが塗布されている。製造エネルギー消費量はセメントの1/2、陶磁器の1/5以下、CO2排出量はセメントの1/4、陶磁器のl/2以下である。
その性能、自然素材やリサイクルできるという特徴のみならず、焼かずに作るので製造エネルギーが小さいことが画期的ではないだろうか。製造エネルギーが小さいということは安いということであり、INAXのカタログをざっと見た感じでは安いとは言えないけれど、性能を考えればべらぼうに高いというわけでもなさそうだ。(1平米あたり9,400円。普及価格帯が4千円前後というから倍はするけど、ほかの高機能タイルやおしゃれタイルに比べれば安いようにも見える。このへんは要研究)
フローリングでも窓際だけをタイル貼りにすると少々ぬれても平気だしソイルセラミックスは水を吸うので植木鉢などを置いても平気(→窓際の床をタイルで貼り分けるリフォームとか、ペット用タイルよりソイルセラミックスを犬は好む(→Dogblog express「犬の事は犬に」とか見ると、ソイルセラミックスの特性は生活に潤いも出そう。
http://img.allabout.co.jp/Live/house/stylishreform/closeup/CU20020921C/1000.jpg
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実は友人Fが現在新居を建築中でして。いつかわたしも家を建ててみたいと常々考えていることもあって家庭用発電やらオール電化やらいろんな建材に興味津々なわけです。
ま、わたし自身の考えはいわゆる「温暖化懐疑派」なので地球に優しいとかエコロジーとかの「お題目」はどうでもいいのですが、エコノミーとか省エネルギーは家計にやさしいし、自然の風とか肌触りとか人にやさしいのは気持いいので要チェックや!というわけです。
ま、わたし自身の考えはいわゆる「温暖化懐疑派」なので地球に優しいとかエコロジーとかの「お題目」はどうでもいいのですが、エコノミーとか省エネルギーは家計にやさしいし、自然の風とか肌触りとか人にやさしいのは気持いいので要チェックや!というわけです。
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