なんだか卒業シーズンですね。
てことで、今日の、たつる先生。
てことで、今日の、たつる先生。
それにしても、道場がほんとうにできるとは夢のようである。何度も書いたことだが、多田先生から「強く念じたことは実現する」と教えていただいた。現に先生はそうやって月窓寺道場を作られた。私も師の言葉を忘れず、「道場を建てるぞ。道場を建てるぞ」と強く念じていたら、いつのまにか夢が実現しそうになってきた。言葉の現実変成力を若い人は侮りがちであるが、言葉ほど恐ろしいものはない。「どうせオレなんか・・・」というような自虐の言葉はまっすぐにその人を「どうせ」的状況に繋縛してしまうのである。自分の状況を否定的に記述することは「自分に呪いをかける」ことである。自分にかけた呪いを祓うことはむずかしい。多田先生がおっしゃった「強く念じる」には「悪いこと」ももちろん含まれる。「悪いこと」を強く念じても、それは高い確率で実現する(現に、私は「悪いこと」を強く念じて実現させたことが何度かある)。「悪いこと」を実現するのは、「よいこと」を実現させるよりはるかに容易である、と多田先生はおっしゃっていた。力の弱い人間が手軽な全能感や達成感を求めると、必ず破壊をめざすようになる。破壊は建設よりずっと容易だからである。「よいこと」を強く念じるというのは、言うほど簡単なことではないのである。
もちろん、「強く念じる」というのは「お題目を唱えるだけでよい」という意味ではなく、「有言実行」と同義です。「強く念じている」からチャンスを見逃さない。「強く念じている」ことを周知しているから周りからの支援や協力をいただける。だから夢が叶う。とまあそんなような意味ですよと。
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