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かっせ@ほそうで管理人の「旧車ほそうで繁盛記Weblog」+「日常+PC+カメラ日記」

ながい仙人のクーペ

2006年09月26日 | 部下仕事



先日、ながいさんから着信。
もはやクーペの錆、修復困難の領域に入ったため、ピアにするかジェミにするか的な話をしておりました。
シャレード・デトマソには実物にあって未練を断ち切ってきたとのことでしたが、わずかにジェミに気持ちが傾いている様子でしたが、結局ピアかとの結論に達しようとしておりました。

わたしは、こういう話をながい仙人が真剣にしはじめてもう4年近くになるなあと思いながら、あんたよくがんばったよ。もうゆっくりおやすみ。と、はじめのほうはそう言ってなぐさめていたのですが・・・

ダメだっ!


やっぱダメだっ!

ながいさんのクーペはながいさんだけのクーペじゃないんだっ!
ながいさんが刻んできた117クーペとの11年、それはやっぱりわたしとクーペとの11年でもあるんですね。
少なからぬクーペ応援団のかたがたにとってだってやっぱ特別な11年だったと思うんすよ。

錆がなんだっ!
再起不能になったわけでもないクーペを、あんたほんとおに捨てられるか?
エンジン快調?内装も上々?部品取りとしての他のクーペ乗りのみなさんのお役に立てていただく?

バカいうな。


捨てるときはスパッと捨てろや。
自らスクラップ屋に持ち込んでやれや。
北京オリンピックのモニュメントにしてやれや。
ドナーをそうやって送り出したときのようになっ。

それが出来ひんのやったらがんばれや。
がんばれん、疲れたちゅんならウチで預かってやるから。時々会いにこいや。年にいっぺんでええから会いにこいやと。毎週エンジンかけて動体保存してやるから。いや動体保存させてくださいと。

なんだか1時間半後にはそんなこと言って電話を切りました。

さて、「まだだ。たかがサイドシルをやられただけだ」と号泣しながら強がるながい仙人は、はたしてどこまでがんばれるんでしょうかねえ。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
No title (狛犬の輔)
2006-09-28 21:17:00
オーナーよりも、いろいろと“ほそうで”な皆さんに支えられたクーペであります。なんとありがたいことなんでしょうか。蘇れ!クーペ!という熱いエールが聞こえてきそうです。多謝!!
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No title (クラクラ)
2006-09-29 11:54:00
もはやほそうでの御本尊ですからなぁ。住職が「捨てる」といっても檀家が許さんでしょうなぁ。しかし私は今までクーペが滅する日が来ることを想像したことが無かった。感慨深いですねぇ・・・。
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No title (ベルピナ)
2006-09-29 20:40:00
豊中のイシノモリさん家から引っ張ってきたんですよね~このドナー。スキーの帰りに寄りに寄って高速でエンコしてボールペンのふたを刺しましたね~。
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