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「セブン」批評、というより自分批評

2009年11月23日 | きまぐれ映画批評
絶賛ひきこもり中!でございます。
やーほんとは連休とはいえ持ち帰り仕事があるんだけど自堕落に過ごしてます。

さて、某所でオススメされた「セブン」を見てみました。ウルトラでもwindowsでもないですよ。ブラピとモーガンフリーマンのやつ。
http://ecx.images-amazon.com/images/I/418MW2l-mvL._SL500_AA240_.jpg
わたしはホラー苦手なんで見てなかったんだと思ってたら、ホラーじゃないよと言われたんで見たんですが、やっぱりホラーでした。
あと、「七つの大罪」が連続殺人のモチーフなので、ミルズ(ブラピ)の奥さんが登場した瞬間から、ああ、この奥さんも殺されるんだな。んでブラピが憤怒の罪を犯すんだなとかオチが予想通りで、なんだか大人になるってつまんないな的な感想でした。あと、ブラピはあんまり好きじゃないなあ。動きが変。
いや面白くなかったわけじゃないんです。面白かったですよ。わたしが物語をあまり素直に見ることができないひねた大人なのが悪いんですよ。ついつい「セブン(1995年)」自体を楽しむよりも影響を受けたに違いない「踊る大走査線(1997年~)」やその他のコンビ刑事ものとの比較ばっかりしながら見てしまうというね。パクリ・オマージュにかぎらずこのオリジナルに影響を受けたものを見すぎているというこの不幸。改めて考えると、「踊る」を面白く見れたのはまだ若くてあまりひねてなかったからなんだなあ(12年前。あたしゃまだ24歳・・・)と昔を懐かしんだりしてブルーな気持ちに。これはラストシーンの救いのなさに気持ちが引っ張られてることもあるかな。もっと若いうちに見ればよかったなあ。

モーガンフリーマンはよかったです。
あと、典型的なパターンとして、黒人と白人のコンビ、老賢なベテランと無鉄砲な若造のコンビ、反発から接近、わしゃやらんからなといいつつ結局手を貸す旗本退屈男的展開、アンハッピーエンドで正義と悪について考えさせられるラスト、とまー1995年の作品なので古いといえば古いですが、いろいろな刑事ものに大きな影響を与えたネタ元ということで見てよかったと思います。でもやっぱりホラーは苦手なのでもう見ないだろーな。



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