ハクビシン大量発生中? (オマケ話つき)

今回の有害鳥獣駆除はハクビシン駆除


今回の場所は今週に罠を掛けたばかりですが、すぐに捕獲の連絡がありました。

やや小ぶりのメスです。

まだ子供でしょうか。

それでは殺処分と致します。



そしてこのハクビシンを処理をしているところに電話です。

電話番号を見てみるとこの近くに別に罠を掛けた家からのでした。

こちらもハクビシンが掛かっているとのこと。

あまりのタイミングの良さにビックリです。


こちらは大きめのメス

先ほどのハクビシンと比べると1.5倍はあるでしょうか

毛並みも良く丸々しています。

こちらも殺処分としましたが、

しかし何か違和感がありますね


そうです、違和感の原因はこのハクビシンは尻尾がありません

これでは実績報告用の証拠が提出出来ません


そういえばこの場所では過去に獲物が掛かったけど

暴れられて檻が倒れて逃げられていたことがありました。

それなので何とか工面してサイズの大きな物に換えたばかりでした。


確かにこのサイズでは前回のオリの時は尻尾が挟まり板が締まりきらなかった可能性が高いです。

そして、その時の衝撃が原因で尻尾がとれてしまったのでしょうか

尻尾が付いていたあたりを見るとすでに傷口はふさがり、

新しい肉芽となっていました。


しかしこれでは困ったことなので、今回のハクビシンは尻尾が無いことを会長に連絡です。

それと合わせてもしもの時は依頼者にも捕獲・駆除をしたことを証言してもらうことをお願いしました。


しかし、２匹目のメスが親で最初のメスは子供と考えると、

この地区には他の子供やオスがまだ残っている可能性が高いです。

早くなんとかしないと大変なことになりそうです。



※オマケの話

　尻尾が無かったハクビシンの実績報告ですが、
　会長より市の担当者と連絡を取ってもらった結果、
　今回は特例として両耳を証拠とすることとなりました。
　しかし、こんなこともあるものなのですね