ライフル銃の許可を受けてから間もなく20年になります。
メインの銃はSLB-2000からBARに変わったけれど、
弾のリロードを始めるようになってからずっと使っている火薬は日本装弾の『DC-300』
今はダイセルさんに変わってしまったけど、
日本装弾は我が猟友会とはとても縁が深いメーカーだったのと、
お値段がとてもリーズナブルだったので他の火薬に浮気せずに使用していました。
途中メーカーの工場の火災で製造中止などの時期があったけど、
幾つかの銃砲店にあった在庫をかき集めて、
今までこの500gの缶のものを使っていました。
しかし、流石に現在は在庫が乏しくなってきてしまいました。
でも今のDC-300は、
量は半分の250gの缶になったり、
お値段は私が買い始めた頃の500gの缶の時の値段より高くなっております。
また、製造中止の話もあるなど今後の供給に不安が付きまといます。
それなので、安定的に手に入りそうな火薬に変更しようと考えております。
その第一候補と考えているのは同じメーカーが製造?販売している火薬の
『WIN748』
こちらは世界的に流通している火薬なので安定的な供給が見込めそうです。
しかしこの火薬、
私の周りで使っている人がほとんどいません。
パウダーバーニング表で見ると、
ボールパウダーではあるけど、
管状のDC-300より大分燃焼速度が遅いです。
それなのでDC-300の同じ火薬量という訳にはいかなさそうです。
しかし、RBCのリロードセットを買った時に付いてきたリロードマニュアルには
マグナム雷管使用のデータしか掲載されていません。
これではあまりにデータが乏しいので、
鉄砲屋さんを通じてメーカーさんからリロードデータをいただくことにしました。
それで早速頂いたのがこのデータ
他のメーカーの火薬も含めてのマックスチャージ時のみのデータです。
また、メーカーにもこれ以上のデータは無いという話でした。
せめて、DC-300の缶に添付してあると同じようなグラフくらいのものは
有るかな?と期待していたので悲しい限りです
後は実射のデータを持っている人を探して教えて頂くか、
自分で実射してデータを集めるしかないようですね。