ヘタクソシューターの部屋

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射撃初心者練習会を実施しました。

2021-07-27 21:02:25 | 鉄砲

日曜日は射撃初心者3名の射撃の練習会を、J射撃場のトラップCで実施しました。

 

その3名は、私の所属している猟友会の会長の所属している大物猟のグループに

去年度に所属した方達ですが、

「トラップ射撃にいってもほとんど当たらないので、もう少し当たるようになりたいので誰か紹介して欲しい。」

と会長に頼んだそうです。

 

会長も、

3名ともそれぞれ別の猟友会に所属しているので

それぞれの猟友会の射撃指導員に頼むより、

自分の猟友会の射撃指導員である私に頼む方のが

頼みやすいというのでこの話がきました。

 

併せて私がランバを譲った初心者にも声を掛けたのですが、

弾の許可をまだ貰っていなかったという事が判明したので、

こちらは今回は見送りとなりました。

 

少し前の「罠の見回り」の記事にも少し書きましたが、

日曜日はモデルナワクチンの2回目の接種してから3日目ということで

体調が回復していない可能性があったので、

事前に射撃仲間でとても射撃が上手なKさんにサポートをお願いしていたのですが、

本当に頼んでいた良かったです。

 

練習会の始まる前にランダムを1Rほど撃ってみたのですが、

頭痛と悪寒がある状態の体では19枚しか当たりませんでした。

これでは指導員といっても信じて貰えないですよね。

 

それなので、実際の射撃の見本はKさんにお願いして、

私は、座学と射撃時のフォーム

そして引き金を引くタイミングを受け持ちました。

 

座学では、三人それぞれの銃にあったクレーの見方と、

※ 3名の持ってきた鉄砲はというと、

一人はベレッタ682のハイリブのトラップ銃、

もう一人はミロクのSPシリーズでモンテカルロ銃床のトラップ銃

そして最後の一人はレミントンのスキートチョークの自動銃

これを同じような狙い目で教えてはいけませんよね。

 

また、ストレートとは、

3つある放出機の真ん中の放出機から出すクレーのことを言うだけで、

実際には本当にまっすぐに飛ぶ設定は少なく、左右に切れているのがほとんど

と、どちらも射撃教習で教わったけど、

すぐに忘れてしまう事を再度説明しました。

 

 

実際の射撃は、事前にプーラーさんを頼んでいたので、

射撃教習と同じようにクレーはストレートに設定し、

一つの射台で5枚づつ同じクレーを出してもらい、

Kさんが見本を見せた後にそれを3名が撃ち

全員が撃ち終わったら隣に進むという形で進めました。

もちろん、銃への装填は1発です。

 

しかし、それだけでは射撃教習と変わらないので、

ガンポイントだけは通常の位置にしてクレーの軌跡を追わせるようにしました。

射撃教習では、

あまり銃を振らなくても良いように

少し高めのガンポイントで撃たせる場合があるけど、

やはりここは基本の形で覚えて貰うことが大切ですからね。

 

 

今回の皆さんはとても優秀な方達みたいで、

ちょっとアドバイスをするだけで

ほほ付けの位置や引き金を引くタイミングを修正してきます。

 

勿論、見本のKさんの射撃が素晴らしいので、

それを吸収しているという事も関係しているのでしょうね。

 

 

これならばという事で、

2R目はストレート限定は同じでありますが、

今度はKさんを除き、3名で横に並んでもらい、

一つの射台で1枚のクレー

そして2発の装填で1発目を外したら2発目を撃つスタイルで始めました。

 

2R目のアドバイスの主な点は、

1発しか装填していない時はどうしてもよく狙おうとして

クレーの撃破位置が少し遠くなってしまうのと、

1発撃ったところでスイングが止まってしまうことが多いので、

それを防止するために1R目より少し近い距離でクレーを当てることと、

スイングの継続を意識させました。

 

 

本当に素晴らしい方たちですね。

ここでも、外した後のアドダイスを受けて撃ち方をすぐに修正し、

全員が20枚越えの成績です。

おめでとうございます。

 

これには私の方も練習会を開催した甲斐があったなと思います。

 

更に自動銃の方には、

「こんなに当たったので、射撃を楽しく感じました。」

とも言っていただきました。

 

そうですね。

射撃を続けられずに直ぐに辞めてしまう人が出る原因は、

「当たらなくてつまらない」

「外してばかりいる自分を周りの人に見せるのが恥ずかしい」

だと思うので、無理してランダムのクレーを撃つ必要はないと思います。

 

今の自分に合ったレベルのクレーで練習して、

当たった喜びを味わい楽しむことにより、

次のステップへ進む意欲が生まれてくるものだと私は思っております。

 

私の射撃や猟でのモットーは、「楽しく遊ぶ」ですからね。

 

 

また、今回の練習会は私にとっても勉強させられることが沢山ありました。

今回の経験を生かして今後の射撃指導員としての幅を増やしてゆきたい

と思える練習会だったので、今後もこのような依頼があった時には積極的に

参加してゆきたいですね。


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