こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回はバーガーキングを取り上げてみました。
何度も進出と撤退を繰り返してきたバーガーキングですが、今回の再進出で
はうまく立ち上がってきた感じを見せています。
一方で先行するマクドナルドはインフレなどによって度重なる値上げを行い
、収益の改善は見せている一方でモスバーガーとの価格差がほとんどなく、
一部のメニューでは逆転現象も生じています。
価格よりも品質を取った戦略と言われていますが、海外でも大幅なインフレ
による値上がりも続き、日本でも時期は遅れながらも値上げを続けています。
さて、そんな中でバーガーキングは色々な企画で市場にチャレンジしており
、一定の評価も得てきました。
そんなバーガーキングはマックの牙城といっても良い状況だった日本市場で
切り崩しを行うことはできるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、恋人のカードの正位置が出ています。
恋人のカードの正位置は価値観の確立や結びつき、共感や選択といった意味
があり、若さや魅力といった意味も持っています。
バーガーキングは今の勢いをこのまま持続させることで若い購買層からの支
持を得ていくことになるでしょう。
マックは様々な年代からの支持もありますが、時間帯や地域によっては年齢
層の高い状況もあります。
一時期はファミレスに朝食時間帯に流れた層がマックに流れている現象もあ
ったことで高齢層にも食い込みを図ってきました。
その一方で若い層から敬遠されるような状況も出ていることもあって、若い
購買層がバーガーキングに流れていくのが今後も都市部を中心に続いていく
ことになります。
また、バーガーキングは主力商品となるバーガー類を中心とした戦略に絞っ
ている関係もあって、コスパなどを重視した若い層には評価を得ています。
一番メインとなるべき購買層の受け口となっていくことになりそうです。
次に環境条件ですが、力のカードの正位置が出ています。
力のカードの正位置は意志や理性、自制や知恵、冷静や潜在力、忍耐といっ
た意味があります。
バーガーキングが本来の方向性でぶつかっていくことであったり、マックの
対抗策に終始することはバーガーキングにとっては命取りとなります。
マックから離れる客層であったり、マックにない商品開発であったり、マッ
クとは異なった方向性をどう維持していけるかがカギとなります。
国内でもロッテリアの経営権が譲渡されたり、モスバーガーも苦戦が続く状
況もあって、ファストフード業界でも難しい選択が迫られています。
購買層の主眼をマーケティング戦略に置いた対応をバーガーキングが継続し
て進めていけるかが一番のカギです。
バーガーキングにとっては日本のバーガーキングを指示する購買層にアピー
ルできるローカライズも大事になっていきます。
マックも様々なローカライズによって今の地位を確保してきました。
マックの二番煎じとならないような戦略をバーガーキングが継続して取って
いくことができればマックの牙城を崩すことも可能となるでしょう。