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北大柔道部ログ

会計から学ぶ!水族館の楽しみ方〜轢かれかけのセミを添えて〜

ブログをご覧の皆様、七帝戦お疲れ様でした

優勝できて嬉しい反面、来年からどうしようかと不安です

1年間分けれるように色々やってきたつもりでしたが、結局それはつもりでしかなく、結果的に1年目に重荷を背負わせてしまうことになりました

タネ撒いただけではね…

深い話は来年度の部誌を……





2年目の佐々木あきのすけです

ブログだけは書けるんですよね

元から自己主張しない人なので、外部に自分の情報を出せる手段があることはありがたいです

もちろん、私的利用はしませんよ



ということで、以下今回のブログとなります





①農学部より毒をこめて


私の所属している農学部といえば、やはり作物の栽培でしょう

家庭菜園なんかでも気をつけなければならないことがあります




植物は動物とは異なり、接木ということが可能です

例えば、ソメイヨシノが接木で増えたりしますね

遺伝子が固定しきっていない新品種を接木で増やすこともあります

また、下は病害に強い品種、上は多収穫が見込めるが病害に弱い品種、といった具合に掛け合わせをせずに植物体を作ることもあります

ガーデニングしてる方ならやったことある人もいるかもしれません



結局、同種でなくても結合・合体が可能なわけです


ここで重要なのが、植物体としては一塊なので、上下いずれかで作られた物質はもう片方にも道管や師管などを通して伝わるわけです




……ジャガイモを下にしたら?




ジャガイモが青くなると食べてはいけないことは、みなさんご存知のはずです


それはソラニンという毒が含まれているからです


ジャガイモを下部に

同じナス科のナスを上部にすると……


一見、上ではナスが収穫でき、土の中からはジャガイモが収穫できる夢のような植物ですが

このナスはソラニン入りの毒ナスです


ナスをトマトに変えても、同じように毒トマトが生成されます




面白いですね

ナスもトマトもこれからおいしい、夏野菜です

やりたい方がいましたらぜひ


(ネットで見かけただけなので保証はしません)




②佐々木彬の生き物すごいぜ

久しぶりにこのタイトルを書きました

大きなネタがなくなってきた今日この頃(n度目)

小ネタとかもあるので、そのうち小ネタ集をやってもいいですね


今回は、水族館レポ+α  です






まずは水族館から

名古屋といえばここ




名古屋港水族館です

海に面していることもあって、館内の飼育に使う海水は全て名古屋港内なら汲み上げているそうです


ここにはひとつ目的を持って行きました

それは


「シャチを見る」



です




現在、日本国内でシャチが見られるのは、

名古屋港水族館
鴨川シーワールド
須磨シーワールド(最近)

の3つです
(知床などでクルーズがありますが)



海の頂点捕食者といっても過言ではない、シャチが見たかったわけです



とまぁ、前振りはさておき、個人的によかった展示を時系列順にピックアップしていきます






ホウボウです

こちょこちょ歩いててかわいかったです

水槽も底が見やすくなるように工夫されていたのがポイント高めです

ちなみに食えます





スケトウダラです

「なんだタラかよ…」

そう思われた方、写真内の説明をご覧ください




「展示している個体は北海道大学より寄贈されたものです」


いやぁ、北大すごいっすね


僕はこういうのを見るのが好きです



食えます






今回のMVPの展示がこちら

概要としては

「名古屋港に物を沈めたら、何がくっつくかな」


水中にカメラがあり、それを外から動かしてくっついた生き物を見るのがこの展示です


どうせフジツボだけだろうなぁ…

と思っていたら、まさかのワレカラがいることが判明


(ちなみにワレカラはこんなやつです)


(京都府より)


前々から見たかった生き物だったので大興奮でした

ナナフシみたいでかっこいいですね

こいつらは水流がないと呼吸ができません

それを回避するために、水槽内で水流を人工的に起こしていたのが高評価です




たまに海藻に紛れて食べられます



ノーザンバラムンディ


元々、名前がかっこいいな、ぐらいの印象でした

生で見れてよかったです




ヒモムシもいました

柁原先生、見てますかね







さて

そろそろ大トリですね










シャチです



でかいですね

普通にビビりました

野生で絶対に会いたくない生き物ランキング2位に入りました

1位はヒグマです



同じシャチでも、海域によって食生活が異なるそうで、アザラシだったり、小魚だったり、数種類のグループに分かれるそうです




写真だと大きさが伝わりにくいですね

実際に見ると迫力が違います

あぁ、バケモンなんだな、と思わされます






最後に、今回は見れなかった生き物を紹介します


ベルーガです


来館の1週間ほど前に死産だったそうで、展示を中止していました

元気になったら、こちらも見てあげてください





これら以外にも、まだまだ見所はたくさんあります

ということで、みんなも名古屋港水族館に行こう!



何度も言いますが、おすすめはワレカラです







第二部こと+α はセミの羽化です



1年目をごっつぁんに連れて行く道中、大学構内で呑気に歩いていました


轢かれますよ


路上で羽化し始めた個体も含めて2個体持ち帰りました


羽化の経過としてはこんな感じ↓















持ち帰った以上、元に戻すなり死ぬまで飼うなり、責任は持つべきです

特に、外に逃すとなれば、環境への配慮が必要です

持って帰ってる時点で配慮してないんですけどね



ともかく、2匹は逃しました





うまくいったやつは元気にしてましたが、路上で羽化していた個体は羽がよれてしまって飛べないようです

羽が伸びるように枝に掴まらせたりしましたが、ダメでした

路上で羽化がうまくいくかと言われたらそれまでですが、こうなった以上、責任は僕ですので

まだ甘いなと感じました



まぁ個体を選べば案外スムーズにいくので、夏休みの自由研究にいかがでしょうか?

羽化したばっかりの色づく前の体はきれいでした




ちなみに僕はセミが苦手です







③次回予告

そういえば、自己紹介ブログにて、「夏になったら趣味について話す」とか書いてましたね


現在進行中ですので、お待ちください…


ヒント↓










それでは










オカモノアラガイです


大野池で見ました

ロイコクロリディウムという寄生虫がつきます

目が気持ち悪くなるやつです

北海道にもいるそうなので、いつか野生個体で見てみたいですね(寄生虫を)



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Unknown
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